あなたは、「good」と聞いてどんな意味を思い浮かべますか?
多くの方がまず思い浮かべるのは、「良い」という意味だと思いますが、日常会話ではそれだけではなく様々な表現に用いられます。
今回は、その中でも特にネイティブスピーカーが会話の中でよく使う「good」を用いたフレーズをご紹介いたします。
I’m good – 結構です・大丈夫です
「I’m good.」と聞くと「元気です」という意味であるかと思いがちですが、実はそれだけではありません。
相手の誘いや提案に対して「I’m good.」 で「結構です・大丈夫です」というニュアンスでやんわりと断ることができます。この表現はカジュアルに使われることが多く、ビジネスシーンでは「No, thank you.」とはっきりと断ること場合が多いです。例文を見てみましょう。
Tom : Do you want some candy? – キャンディ食べますか?
Mike : I’m good. – 結構です。
Tom : Do you want to come with me? – 私と一緒に来ますか?
Mike : I’m good. – 大丈夫です。
for good – 永久に・これから先ずっと
この場合の「good」は、「良い」という意味とは異なり「永久に・これから先ずっと」を表します。
例文を見てみましょう。
Tom : I am going to back to New York next month. – 来月ニューヨークに帰るんだ。
Mike : For good? – これから先ずっと?
「for good」は「forever」と類似した意味になりますが、「for good」の方がよりカジュアルな表現になります。また、 「forever」には、「これから永遠に」のというニュアンスがあるのに対して「for good」は、「これを最後に永遠に」というニュアンスがあります。
good to go – 準備ができた、行っていいよ
「good to go」で、「準備ができた」や「行っていいよ」という意味になります。例えば、お店などでお会計を済ませて、お店を出る準備が整った時などに使います。
お店の人が、「You are good to go.」と言ったときは、「(以上で手続きは完了です。)もう行って大丈夫ですよ。」という意味になります。
また、以下のようにも用いることができます。例文を見てみましょう。
Tom : I will be there in a few minutes. – あと数分でそこに到着するよ。
Mike : Sure, I’m good to go. – わかりました。準備はできてるよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、馴染みのある「good」ですが、「良い」という意味以外についてご紹介いたしました。
「good」を使った表現は日常会話で活用もしやすく、使う機会が多くあるかと思います。是非この機会にマスターしてみてはいかがでしょうか。