皆さんは、「〜など」「〜とか」と表現すための英語を幾つご存じでしょうか?
一つ表現を覚えていれば日常会話はなんとかなるものの、いつも同じ表現を使ってしまい、単一な会話や文章になってしまう…とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、カジュアルな表現とフォーマルな表現とに分けていくつか例をご紹介します。
カジュアルな表現
blah blah blah
「後に続くほとんど意味のない言葉」として使われます。日本語で言うところの「なんとかなんとか」といったところでしょうか。とてもカジュアルな表現です。
My mom told us we should have stopped playing video games last night and prepared for the exam… blah blah blah.
– お母さんから、昨夜ばゲームなんかやめてテストの準備をすればよかったのに…などと言われました。
things like that
他にも例があることを伝える際に使える表現です。
I like kayaking, hiking, climbing, and things like that.
– ラフティングとかハイキングとかクライミングとか、そういうのが好きなんです。
or something
前出の事柄がほんの一例である場合や、不確かな場合に使います。
Why don’t you go to a cafe or something?
– カフェとかに行ってみるのはどうですか?
and so on
類似の例が続く場合に文末で使える表現です。いくつかの例の後に続くため、書く場合は直前に” , ”が必要です。
We enjoyed this summer with parties, picnics, and so on.
– 今年の夏は、パーティーやピクニックなどで楽しみました。
フォーマルな表現
such as
話していることの具体的な例を示すときに使います。通常、例のリストを提示する場合、such asの前にカンマを使用します。ただし、例題が1つだけの場合やその例が文に必須の場合、カンマは不要です。
The restaurant offers special sweets using tropical fruits, such as pineapples, mangoes, and papayas.
– このレストランでは、パイナップルやマンゴー、パパイヤなどの南国フルーツを使ったスペシャルスイーツが楽しめます。
Countries such as Korea have been struggling with a low birth rate for many years.
– 韓国のような国は、長年、少子化に悩まされてきました。
etc.
etceteraを短縮した形です。and so onと同様、類似の例が続く場合に使えます。文中に使うこともできますが、短縮形であることを表すために” . ”が必要であることをお忘れなく。
また、”et” が英語の”and” を意味するため、例を挙げている中で”and”を含める必要がありません。
I asked James to bring cola, juice, mineral water, etc., for tonight’s party.
– ジェームスには、今夜のパーティーのためにコーラやジュース、ミネラルウォーターなどを持ってくるように頼みました。
and so forth
and so onと同様、類似の例が続く場合に使えます。書き言葉に使われるフォーマルな表現です。
The patient, before surgery, is allowed to have oranges, orange juice, orange sauce, and so forth.
– 手術前の患者さんは、オレンジ、オレンジジュース、オレンジソースなどを食べてもいいことになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
機会があれば是非、本日ご紹介した表現をシチュエーションにあわせて使ってみてください。