日本語でも「オッケー」という言葉はよく使いますよね。実は英語の “OK” は、日本語の「オッケー」が表す「良いよ」「了解」という意味だけではなく、それほどポジティブではない場合に使われることも多いことをご存知ですか?
今回はちょっと注意したい “OK” の意味と使い方についてご案内します。
“OK” はポジティブな意味とは限らない
「オッケー」の意味を「いいよ(good)」だと思い込むと危険です。
実は “OK” は、それほどポジティブではない意味で使われることもある単語です。
例えば、”How are you?” と聞かれて「元気だよ」と答えたい場合に “I’m OK” と答えると「どうかしたの?」と聞かれるかもしれません。その理由は、相手には「悪くはないよ、まあ大丈夫だよ」というニュアンスで伝わってしまうからです。
「悪くはないけど、良くもない」といった意味でよく使われるのが “OK” なんです。日本語で言うなら「まあまあ」という感じでしょうか。
例えば、友人が夕食を作ってくれて “How do you like it?(どう?)” と聞かれた場合に “It’s OK” と言ってしまうと、とても失礼になってしまいますので、注意が必要です。
紛らわしい “OK” の使い方
他にも少し紛らわしい意味になることもあります。
買い物をする際に“Would you like a plastic bag?(レジ袋いりますか?)” と聞かれ、 “It’s OK” と返事をするとレジ袋はもらえません。
“OK” が“Yes” の意味で使われることもありますが、この場合の “It’s OK” は “No, thank you” の意味となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本語でも頻繁に使われる “OK” という単語ですが、使われる場面・文脈によっては意味が変わってきます。「OK=良い」だけではないことを知っておくことが重要です。
是非この機会に覚えてみてはいかがでしょうか。