日本人は比較的YES/NOをはっきりをは表さず、「やんわりと断る」「空気を読む」「なんとなく…」といった日本語からも推測できますが、いやな気持を相手に察してもらえる事を期待しがちですが、他の国では、はっきりと言わないと文化の違いからも伝わらないことも多いです。
今回はそう言った、「それは違う」といった、否定や非難を伝える時の表現をご紹介したいと思います。もちろん、やんわりと否定する表現もご紹介したいと思いますので、まずはやんわりからでもトライしてみてください。
否定や非難を伝える時の表現
■That’s wrong.
とてもシンプルな言葉ですが、「それは違うよ」と端的に非難を伝えられる表現です。
■It’s your fault.
かなりストレートな表現ですが、「それはあなたの責任ですよね」となります。理不尽なことで責任を押し付けられそうな状況で「あなたが悪いんだよね」とニュアンスでも使われます。
■You are in the wrong.
「それは君が間違っているよ!」と指摘できる表現です。「それはダメでしょう」と言った違法行為や悪事に対する非難に対しても使える表現です。
■You are mistaken.
mistakenを使うことで、「勘違い」「誤解」というニュアンスをだします。「あなたは勘違いしているよ」という表現です。
■It is you who are mistaken!
「勘違いしているのは君だよ!」と倒置法を使って強調して伝える表現です。
はっきりと間違いの根源を指摘したい時などは、I am sure that ~ や I believe~を使って表現できます。
I am sure it is your mistake. 「絶対これは君のミスだよね。」
I believe you are wrong. 「あなたは間違ってますよ。」
もし、やんわりと否定したい場合、そこまで面と向かって否定したい場合ではないときは I think~ や I’m afraid~ を文頭につけてワンクッションおいて、やんわりと否定を表現します。
I think that would ruin you.
「そんなことをしていてはあなたがダメになると思うよ」
何か意見の相違を伝えたいシンプルに I don’t think so. を使って「それは違うんじゃない?」と表現することもできます。
I’m afraid I disagree.
「申し訳ないけど、それには賛成しかねるよ」
まとめ
今回は、「それは違う」否定や非難を伝える時の表現をまとめてみましたが、いかがでしたか。日本ではやんわりと否定することが多いですが、海外などでは文化の違いからやんわりではなかなか通じないこともあります。はっきりとYes or Noといった場面にも出くわすこともあるかと思います。否定に関してもタイプの違ういろいろな表現を知っておくことで場面によって使い分けることができ、英語でのコミュニケーションスキルを上げることが出来そうですね。