あなたは、大事なプレゼンテーションの前や採用面接の前に不安になったり緊張した経験はありませんか?

そんな時、あなたならそれをどのように英語で表現しますか?

英語では、このような感情を「Nervous」や「Anxious」を用いて表現することができますが、これら2つにはニュアンスの違いがあるため、それぞれ使い分ける必要があります。

今回は、「Nervous」と「Anxious」についてご紹介いたします。

 

Nervous

「Nervous」は、神経が張り詰めたような「緊張」を指します。

「Nervous」の語源は、「Nerve(神経)」であることからこのようなニュアンスとなります。「Nervous」になる状況としては、大勢の前でのプレゼンテーションを控えている時、ジェットコースターに乗る前のようなイメージです。

以下の例文をみてみましょう。

I was really nervous when I had a presentation in English. – 英語でプレゼンテーションをした時は緊張しました。

Are you getting nervous about getting in the roller coater? – ジェットコースターに乗るのに緊張してますか?

 

Anxious

「Anxious」は、不安からくる「緊張」を指します。

「Anxious」の語源は、「Anxiety(不安)」であることからこのようなニュアンスとなります。何かに気を取られて心配になっている時、その事柄について懸念している時に用いられます。また、「Nervous」に比べて、より深刻度が増すような響きがあります。ちょっとした緊張や心配事であれば「Nervous」、それ以上の深刻な悩みや心配事については「Anxious」が主に用いられます。

以下の例文をみてみましょう。

I am anxious about my TOEIC score. – TOEICの結果が心配です。

She is pretty anxious about moving in different city.  – 彼女は新しい街に引っ越すことに緊張しています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、「Nervous」と「Anxious」についてご紹介いたしました。緊張している時、心配事などがある時に、それを誰かに伝えることで気持ちが楽になることってありますよね。英語でもそれを伝えられるように、この機会に「Nervous」と「Anxious」をマスターしてみてはいかがでしょうか。きっとどこかで役に立つのではないでしょうか。