「日本」と聞いてアニメやゲームを連想する外国人は少なくありません。
さて、私たちが日常的に用いる「アニメオタク」、「ゲームオタク」、「漫画オタク」などといった表現は、英語でいうとどのようになるのでしょうか。
今回は「オタク」にまつわる英語表現をご紹介いたします。
英語の「オタク」とは?
そもそも、「オタク」とは一般的になにかこだわりのある対象に対して多くの時間、お金、エネルギーを消費する人たちのことを指します。
「オタク」についてロングマン英英辞典では以下のように示されています。また、実際に「オタク」を表現する際には以下の2つが一般的に用いられています。
1.geek * someone who is not popular because they wear unfashionable clothes, do not know how to behave in social situations
→つまり、ファッショナブルではない服を着て、あまり社交性のない人達のことを指します。
2. nerd * someone who seems only interested n computers and other technical things
→つまり、コンピューターやそれに類似したものを趣味としている人達のことを指します。
日本語の「オタク」とは少し意味合いが異なりそうですね。
日本語の「オタク」とは?
上記でご紹介した「オタク」は、日本語でいうところの「オタク」とは少しニュアンスが異なることにお気付きなのではないでしょうか。
日本のニュアンスを含んだ英語表現は以下です。
「ゲームオタク」=game lover
「漫画オタク」= manga mania
「アニメオタク」= anime enthusiast
「lover」「mania」「enthusiast」で表現すると、日本語の「オタク」のニュアンスに限りなく近くなります。
まとめ
IT需要、SNSやアニメの普及により世界中で「オタク」が増えており、ネガティブな印象であった「オタク」という言葉も、最近ではポジティブに受け入れらるようなってきています。
今では、熱狂者や愛好者のニュアンスが強く、「geek」や「nerd」では表現しきれない「オタク」という言葉。
是非この機会に確認してみてはいかがでしょうか。