超頻出の「most」という単語、あなたは自信を持って使えていますか?
「most」は、「もっとも多い、最高の」という意味で、英会話で大変よく用いられます。また、「most」単体だけなく「most of」の形で用いられることも多いですが、この2つの表現では意味に違いがあることをご存知でしょうか。
今回は、「most」と「most of」の違いと使い方ついてご紹介いたします。
Most の意味
「most」には、「(一般的に)〜ほとんどの、大半の、大部分の」という意味があります。ニュアンスとしては、「一般的に、世間一般に」のようにとても広い範囲を指します。また、多く場合、「most」+「名詞」の形で用いらます。
以下の例文をみてみましょう。
Most teenagers have smartphones. – 10代のほとんどは スマートフォンを持っている。
Most students are taking online classes. – 学生のほとんどはオンラインで授業を受けている。
Most doctors earn a lot of money. – 医者のほどんどはとても稼いでいる。
Most of の意味
「most of」の意味は「(限定的に)〜のほとんど・〜の大部分・〜の大半」の意味となります。ニュアンスとしては、「most」とは対象的に、「ほとんど、〜の大部分」のようなある程度限定された範囲を指します。また、多く場合、「most of」+「名詞(特定のグループや物事)」で用いられます。
以下の例文をみてみましょう。
Most of the students in this school can speak English well. – この学校の生徒のほとんどが英語を上手に話せます。
Most of my friends from high school are married. – 私の高校の友達のほとんどが結婚をしています。
Most of the people in my company like chocolate. – 私の会社の人のほとんどがチョコレートが好きです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「most」と「most of」の違いと使い方ついてご紹介いたしました。「most」は「(一般的に)ほとんどの、大半の、大部分の」、「most of」は「(限定的に)〜のほとんど・〜の大部分・〜の大半」といったかたちで、対象となる範囲の広さに違いがあります。
大変混合しやすい2つの表現ですが、この機会に是非マスターしてみてはいかがでしょうか。