グローバル化が進み多国籍なメンバーとの会議も増えてくる中で、もし急に議事録の担当を依頼されたとしたら、落ち着いて対応できますか?
今回はそんな場面で困らないように英語を使った会議での議事録の書き方やよく使うフレーズなどをご紹介します。
議事録は英語で何と言う?
議事録は英語で「minutes」といいます。時間の分と同じつづりです。「minutes」が使われるようになった背景は諸説ありますが、「minutes」にはすごく小さいという意味があり、それが「会議の小さいもの」に変わり、議事録になったと言われています。
英語での議事録では何を書く?
英語での議事録では一般的に以下の内容を含むことが多いです。
◎会議の日時:date & time
最近ではオンライン会議も珍しくないため、時間は「2 p.m.~3:00 p.m. JST」のように「JST(Japan Standard Time/日本標準時)」といった標準時間も書き添えてあげるとよいでしょう。
◎会議の場所:place
対面の場合は会議が行われる場所、オンラインの場合は「online」などといった表記を添えましょう。
◎会議の参加者:attendees/会議の欠席者:absentees/主催者:chairman/議事録担当者:minutes by~
名前は「Mr.」「Ms.」などの敬称は省き、名前の後に役職名や部署名を入れるのが一般的です。
◎会議の目的:purpose of meeting
「To+不定詞+〇〇(〇〇すること)」のフレーズを使うと簡潔に書けます。
<例>
To discuss 〇〇(〇〇を討論すること)To define 〇〇(〇〇を定義すること)、
◎議題:agenda
◎進行内容:notes
◎決定事項:decision
◎次回の会議の日時:next meeting
次の会議の「Purpose(目的)」と、可能であれば「Date(日程)」「Time(時間)」「Place(場所)」などを記して議事録を締めます。
◎参考資料:Attachments
議事録でよく使われるフレーズと議事録配布時に使えるメール例文
take minutes 議事録を取る
take notes メモを取る
make a summary 要約を作る
<例文>
Dear all,
Thank you for your time today to discuss about 〇〇.
Please find the attached minutes of the meeting.
I’d appreciate it if you could let me know if you have further comments or questions.
Best Regards,
<日本語訳>
各位
本日は〇〇についてお時間いただきありがとうございました。
メールに添付しております議事録をご確認ください。
もし、コメントや質問などありましたらお気軽にご連絡いただけますと幸いです。
以上、どうぞよろしくお願いします。
まとめ
いかがでしたか?今回は英語を使った会議での議事録の書き方やよく使うフレーズなどをご紹介しました。
学校や会社での会議の際には、是非今回紹介した内容やフレーズを参考にしてみてください。