馴染みのある”keep”という動詞ですが、使い方によって様々な意味で使えることをご存知ですか。
今回はそんな”keep”を使ったイディオムをご紹介いたします。
◆Keepを使ったイディオム
・keep after
「しつこく言い続ける・追い続ける」という意味です。
・keep away
「近寄らない・近づけない」という意味になります。海外の工事現場の標識などで見かけます。
・keep back
「言わないでおく・残す・離れておく・抑える」と多様に使うことができます。秘密や感情を後ろに隠すとイメージすると覚えやすいと思います。
・keep down/ low
「身を低くする・抑える・静かにする」という意味になります。
・keep from
「近づけないようにする・隠す」という意味になります。”keep”と”from”の後にそれぞれ目的語がつくことが多いです。(*”from”の後に動名詞”~ing”がつくと「OOにOOさせないという意味になります。」)
・keep in (touch/contact) with
「連絡を取り続ける・近しくあり続ける」という意味になります。
・keep on/keep on ~ing
「〜し続ける」という意味になります。”keep on going”とよく言いますね。
・keep off
「(様々なこと)を避ける」という意味になります。
・keep out
「入らないようにする」という意味です。海外の入ってはいけない場所にはほとんど”Keep out!”と書いてあります。
・keep to
「〜に沿って進む」という意味で、約束事・話題・計画など様々なものに対して使われます。
・keep to (oneself)
「引きこもる・一人でいる」という意味になります。
・keep up (with)
「ついていく」という意味になります。会話でよく使われます。
・keep promise/word
「約束を守る」という意味になります。実は”word”にも「約束」という意味があります。
・keep an account/ a diary/a record
「見直すための記録を取る」という意味です。日記やレコードを取ると直訳しないように気をつけましょう。
◆まとめ
今回は意外と使い道の多い”keep”のイディオムをご紹介致しました。
覚えておくと会話の幅が広がるので、ぜひご活用くださいませ。