みなさんは「やっぱり」を英語で表現することができますか?日本語の「やっぱり」には様々な意味があるのでピッタリ合う言葉は英語にはなく、文脈によって違う言葉で表されます。
今回は「やっぱり」を表現する英語フレーズをいくつか紹介します。
1) I knew it 「やっぱりそうか」
「思った通り!」のニュアンスの「やっぱり」は「 I knew it 」で表現ができます。他にも同様の意味として「 as I thought 」「 as expected 」 も使用できます。
・I knew it would happen. 「わたしはそれが起こると思っていたよ」
・As I thought, he was the criminal. 「やっぱり彼が犯人だった」
2) I should have 「やっぱり〜すればよかった」
「やっぱり~すればよかった」と後悔したときにも、「やっぱり」や「やはり」を使いますよね。この場合の「やっぱり」は「should have + 過去分詞」を使います。
・I should have studied harder. 「やっぱり、もっと勉強しておけばよかった」
3) Actually 「やっぱり〜にします」
急に気が変わったときの「やっぱり」の表現は「Actually」が使用されます。フォーマルな文章だと「On second thought」も同様の意味として使われます。
・I’ll have lemon cake. Actually. Wait, make that chocolate cake.
「レモンケーキをください、あ、やっぱりチョコレートケーキで」
※「make that ~」は「それを~にしてください」という意味です。
4) Nothing beats 「やっぱり〜が一番」
「やっぱり~が好き!」や「やっぱり~が一番!」など、好きなものを伝えるときにも「やっぱり」を使いますよね。この場合の「やっぱり」を表現する面白いフレーズで「 Nothing beats 」があります。「 beat(ビート)」は「打つ」という意味ですが、ここでは「打ち負かす」「勝る」という意味で使われます。また同じニュアンスの「やっぱり」として「after all」「in the end」もよく使われます。
・Nothing beats ice cold beer in summer. 「やっぱり、夏のキンキンに冷えたビールは最高だね」
・After all, I love her. 「やっぱり、彼女が好き」
いかがでしたでしょうか?今回は「やっぱり」を表現する英語フレーズをいくつかご紹介しました。「やっぱり」以外にも、そのまま英語に直訳できないフレーズが多くありますが、意味があいまいな表現は会話の例とセットにして覚えてしまうのもオススメです。