皆さんは英語学習に具体的に何時間費やせば英語を話せるようになれるのか疑問に思われたことはありますか?
また、どれくらい費やせば話せるようになると言われているかご存知でしょうか?
今回は、この疑問についてご紹介いたします。
日本人が英語を話せるようになるには何時間必要?
外国語研修を行っている Foreign Service Institute (FSI )という組織が1937年にこれに関する調査を発表しています。
皆さんは何時必要だと思いますか?
なんとその結果は、3000時間です。
また、アメリカ国務省の外交官養成局では日本語を習得するには2200時間とされています。
日本人は通常、中学・高校で790時間の英語の授業を受けています。
予習・復習、および受験勉強で同じくらいの時間を費やした場合、その時点で既に1580時間となります。
それでは、あと1420時間学習すれば十分な英語力を習得できるのでしょうか?
そんな時間忙しくてなかなか確保ができないと思われた方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください。以下では、英語習得に必要な学習時間を減らすことに貢献する学習習慣をご紹介いたします。
学習はできるだけ毎日すること
私たちの脳では、睡眠中に情報が整理整頓され、その情報が記憶として定着すると言われています。
このことからも、長時間の勉強を間を開けてするよりも毎日の積み重ねを重ねることが大切です。
スパトレでも3日以上間隔を開けずにトレーニングを受講している方々の英語力が、特に著しく伸びたことがわかっています。
予習・復習を忘れない
英語を効率よく習得するには繰り返し学習すること、つまり復習が必要不可欠です。
人の脳の中の記憶の一時的な保管場所、これを「海馬」と呼びますが、ここでは最長で1ヶ月程度程しかその記憶を保管できないと言われています。
海馬がその記憶を保管しているうちに、覚えたい情報をもう一度海馬に送信する必要があります。
そうすると海馬は、その情報を「必要」な情報と判断し、長期的に記憶を保存する側頭葉に「これを記憶せよ」と指示をしてくれるそうです。
この指示を受け、はじめて短期記憶が長期記憶へと変換されるというわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
話せるようになると言われているのは、なんと3000時間です。
科学的に脳を理解し、効率的に学ぶことが大切ですね。今日という日が私たちの一番若い日です。
物事をやり始めるのに遅すぎることはありません。皆さんも一緒に一番若い今日から英語学習をはじめてみませんか?