英語学習を進める中で必ず遭遇するのが「同形異義語」です。
同形意義語とは、「同じスペルだけれど意味が異なる単語」のことです。英語では、「homographs」と言います。
同形異義語はリーディングでもリスニングでも文脈から判断する必要があり、複雑です。
いくつか例を挙げますので、確認してみましょう!
同じ発音だけど違う意味
以下の単語はどれもよく目にしますが、2つの意味を持つ同形異義語です。
1.kind
名詞:種類
形容詞:優しい
2.sound
名詞:音
形容詞:健全な
3.fine
名詞:罰金
形容詞:素晴らしい
4.present
名詞:贈り物
形容詞:現在の
5.train
名詞:列車
動詞:訓練する
6.even
副詞:~ですら
形容詞:偶数の
7.lie
動詞:横たわる
名詞:嘘(動詞:嘘をつく)
8.can
助動詞:~できる
名詞:缶詰め
同じ単語だけど発音(アクセント)と意味が違う場合
同じ単語で名詞(形容詞)と動詞の両方の役割を持つ単語に多いのが特徴です。
1.close
クロース:近い
クローズ:閉める
2.wind
ウィンド:風
ワインド:曲がりくねる
3.live
リヴ:住む
ライヴ:ライブ
4.tear
ティア:涙
テア :破る
5.resume
レズメ:履歴書
レズーム:再開する
6.present
プレゼント(アクセントは前):贈り物
プリゼント(アクセントは後ろ:提供する
7.suspect
サスペクト(アクセントは前):容疑者
サスペクト(アクセントは後ろ):疑問に思う
8.desert
デザート(アクセントは前):砂漠
デザート(アクセントは後ろ):デザート(名詞)、去る・見捨てる(動詞)
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回紹介した同形異義語はほんの一部です。
聞き、読み慣れていないと意味を取り違えてしまったりするかもしれません。
日頃からリーディング、リスニング練習を行うと、少しずつ理解もできるようになっていきますので、
今回ご紹介した身近な単語から練習を重ね使い分けできるようにしていけるといいですね。