日本語では超頻繁に使われる「お疲れ様」。出社時、退社時、「こんにちは」の代わりに用いることもできる大変便利な言葉ですね。
私たちは当たり前に使っていますが、これは、日本語ならではの表現です。英語には「お疲れ様」を直接表現するフレーズがありません。
英語では、「お疲れ様」と全く同じ意味のフレーズはないにせよ、類似するフレーズは存在します。
そこで、今回は「お疲れ様」に代わる英語表現についてご紹介いたします。
Have a good day/night. – 良い一日/夜をお過ごしください。
「Have a good day/night.」 は、「良い一日/夜をお過ごしください」という意味で、退社時や人と別れる際に用いることができます。
例文を見てみましょう。
Have a good night, see you tomorrow! – お疲れ様でした、また明日。
I am heading out, have a good night. – 帰ります。お疲れ様でした。
Great job/work. – いい仕事したね。
「Great job/work.」 は、「いい仕事したね」の意味で「お疲れ様」として用いることができます。
以下の例文をみてみましょう。
You did a great job. – 素晴らしい仕事でした。お疲れ様でした。
That was a great work. – 素晴らしい仕事でした。お疲れ様でした。
「job/work」を、他の単語に置き換えてみると使えるシーンも広がります。
It was a great event. – 素晴らしいイベントでした。お疲れ様でした。
It was a great game, everyone. – みなさん、いい試合でした。お疲れ様でした。
I hope you had a good business trip. – 出張お疲れ様でした。
「I hope you had a good business trip.」は、直訳すると「私は、あなたが良い出張をしたことを祈っています。」ですが、このフレーズで出張から帰ってきた同僚に「お疲れ様」と言うことができます。
以下の例文をみてみましょう。
I hope you had a good business trip. How was it? – 出張お疲れ様でした。どうでしたか?
これと類似しているフレーズも合わせて見てみましょう。
•I hope your (business) trip went well. – 出張がうまくいったことを祈っています。(出張お疲れ様でした。)
•How was your business trip? – 出張いかがでしたか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「お疲れ様です」を伝える英語表現をご紹介いたしました。
このように文化や言語の違いにより全く同じ言葉に置き換えられないものもありますが、その言葉が意図していること・伝えたいことを考えてみると別の言語での言い換えがしやすくなるかもしれませんね。是非この機会に日本語で言うところの「お疲れ様です」を英語で表現してみてはいかがでしょうか。