話す時に思うように言葉が出てこないー会話のために必要な文法トレーニングとは
「言いたいことがあるのに、英語に変換できない」、「思っていることを英文にするときにどこから組み立てていいのかわからない」というお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?今回は、文の組み立てスキルを身につける学習方法についてのご紹介いたします。
まず基礎づくりとして、中学生レベルの英文法知識の習得が非常に大切です。
中学校で習うレベルの基本文法に関しては、是非最初に取り組みましょう。
日本語に置き換えて考えると、私たちも日本語の文法を言葉で説明するのは難しいですよね。
それは、文法を知識として習得したのではなく、日々コミュニケーションを取るなかで考えなくても使えるようになったからです。
英語でも、考えなくても文法を使えるようになるには、読むこと・聞くこと(インプット)の繰り返しが大切です。
また
文法が苦手という方のよくある悩みとしては
a, theが使えない
時制を間違ってしまう
長い文を作れないので言いたいことが言えない
なので文法の勉強が必要だという声をよく聞きます。
a, theが使えないというのは中級までは多くの人が悩むポイントです。逆にいうと英語のレベルがかなり高い人でも完璧に使うことは出来ないので、基本的なことだけ抑えておけば、あとは上級になるまではあまり深く考えなくてもかまいません
時制を間違ってしまう時は少し短い言葉を重ねて使い、英語の組み立てスキルをまずはあげていきませんか。また動詞の時制の変形がスムーズにできるようであれば上級者でも間違えることはあるので、気にしすぎる必要はないかもしれません。正確さと流暢さのバランスが大切です。
長い文を作れないので言いたいことが言えない場合もまずは短い文を複数使い、言いたいことを伝えるという練習をしていきませんか?その際接続語をうまく使えるようになるとだんだんと複雑な文章を作っていくことが出来るようになります。
というわけで問題は高度な文法を知らないことにあるわけではないので、まずは中学文法を意識的に復習し、そのあとは読むこと・聞くことから習得を目指すという姿勢で取り組んでいきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?スピーキングの際に思うように文の組み立てができず、ご自身の文法力についてのお悩みを持つ方は多くいらっしゃると思います。文法について難しく考えている方も多くみられますが、まずは、中学生レベルの文法が習得できるような教材を活用して出来なかった部分を繰り返し学習することをおすすめいたします。
スパトレでは「しゃべる英文法」の教材を用いて、1文法単元ずつ丁寧に学習することが可能です。
【関連記事】
【英語習得方法】英語習得の仕組みを理解して、確実に成果を出す!