ネイティブスピーカーが使う表現のなかに、「gonna」や「wanna」、「gotta」などの略語が存在します。
皆さんは、それぞれの英語の意味や使い方をご存知ですか?
海外の映画やドラマによく使われる表現ですが、一体どのような意味を持っているのでしょうか。
今回は、これらの略語の意味と使い方をご紹介いたします。
これらは短縮系なので、まず最初に元の英語を見ていきましょう。
「gonna」 = 「going to」
「wanna」 =「want to」
「gotta」 =「have to」「have got to」
このような短縮系は、友人との会話などやカジュアルなシチュエーションで使うことが多いので、あまりフォーマルな場面では使わないというのが一般的です。
それぞれ例文を合わせて詳しく見ていきましょう。
「gonna」
「going to」の省略形で、「〜する予定」という意味で使われています。
「ガナ」と発音します。
Where are you gonna go?
(どこに行く予定ですか?)
I am gonna go to a restaurant now.
(今からレストランに行く予定です。)
このように実際に使う場合は、元の「going to」と同じで「be動詞 + gonna」の形式で使います。
「wanna」
「want to」の省略形で、「〜したい」や「〜が欲しい」という意味で使われます。
疑問文でも使用することが可能で、その場合「〜はどうですか?(いりますか?)」という意味になります。
「ワナ」と発音します。
I wanna coffee.
(コーヒーが欲しいです。)
Do you wanna coffee?
(コーヒーいりますか?)
「gotta」
「have to」や「got to」の省略形で、「〜しなければいけない」という意味で使われます。
「wanna」と同様で疑問文として使う場合では意味が変わります。
「Have you got a …?」の省略形として使われ、「〜を持っていますか?」という意味になります。
「ガダ」と発音します。
I gotta go to a school.
私は学校に行かなければいけない。
Have you got a car?
車を持っていますか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本語でも、話し言葉ではよく省略したものを使いますよね。同様に英語でも省略したもの、特に若者の間で使われる言葉(スラングと呼ばれます)も合わせて知っておくと、活きた英会話を身に付ける際に役立つかもしれません。是非この機会に、少しずつ覚えておくこともおすすめです。