あなたなら、「これから~する」をどのように表現しますか?
「will」?もちろん正解です。その他に、「be going to」と「be about to」が超頻出ですが、これら2つのニュアンスの違いをご存知でしょうか。
今回は、「be going to」と「be about to」の違いについてご紹介いたします。
be going to
「be going to」は、漠然とした未来を表すため、これだけではその予定がいつ行われるかは分かりません。
例えば、「I’m going to live in Japan.」は「私は日本に住む」を意味しますが、具体的にいつから住むのかというのはこれだけ聞いても分からないのです。明日かもしれないし、来年かもしれません。「be going to」を用いる場合、日付や時間を付け加えることで、より詳細な未来の予定を相手に伝えることができます。
以下の例文を見て見ましょう。
I am going to live abroad next year. – 私は海外に移住します。
She is going to have lunch with him tomorrow. – 明日、彼女は彼とランチに行きます。
be動詞を過去形 (was/were)に置き換えることで「〜をするはずだった」の意味になり、する予定ができなくなった事を説明する際に使います。
以下の例文をみてみましょう。
I was going to call you but my phone was running out of battery. – 電話をかける予定でしたが、携帯の充電が切れました。
be about to
「be about to」は、「これから〜する・これから〜しようとするところ」を意味します。「be going to」は、漠然とした未来を表現するのに対して 「be about to」これからする、つまり今すぐに行われる予定であることが分かります。
以下の例文をみてみましょう。
I am about to do homework. – 今から宿題をするところです。
She is about to have the job interview. – 彼女は今から面接をするところです。
be動詞を過去形 (was/were)に置き換えることで「今から〜をするはずだった」の意味になります。
以下の例文をみてみましょう。
I was about to ask you something, do you have a minute? – ちょうど質問しようとしていました。今お時間ありますか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「be going to」と「be about to」の違いについてご紹介いたしました。「be going to」は漠然とした今後の予定、「be about to」は今からする予定について用いることができます。同じ未来を表す表現であっても、ニュアンスが異なります。これを機会に是非マスターしてみてはいかがでしょうか。