英語のイディオムには日本人の我々からすると、これは面白い!なるほど!と言ったイディオムがたくさんありますが、
今回は果物を使った楽しいイディオムをご紹介したいと思います。日本語ですと、『驚き 桃の木 山椒の木』と面白いものもありますね。英語ではどのような表現があるでしょうか、みてみましょう!!
果物を使ったイディオム
■top banana
「主役」と言う意味です。日本はあまりバナナを使った慣用句がないこともあり、
少し意外な感じもしますが、脇役はsecond bananaと言います。
■Go bananas
同じバナナでもこちらはすこしネガティブなイディオムになりますが、「気が狂う」や「あたまがおかしくなる」と言った表現になります。
■cherry-pick
Cherryと聞くとなんだか可愛いイメージがありますが、「いいとこどりをする」と言う表現です。
「えりごのみをする」、という少しネガティブな要素も含まれているようです。
■another bite of the cherry
「また別の機会に」という表現です。なかなかとっさにこの表現が出てこないのですが、
単語自体はそれぞれ覚えやすいものなので、いつか使ってみたいですね。
■buy a lemon
レモンはすこしネガティブな表現で使われることも多いようです。こちらの表現は「不良品を買ってしまった」「欠陥品を買ってしまった」となります。口いっぱいにすっぱい、イメージがネガティブな表現につながっているのでしょうか。
■you are peach!
こちらは男性にも女性にもつかえて「あなたって素敵な人ね!」という表現になります。
■peaches and cream
ピーチ&クリームのお菓子もありますが、肌の状態を表すときに使われると「血色がよい」「健康的な」と言った表現になります。
■sour grapes
直訳すると酸っぱいブドウとなりますが、「負け惜しみ』という意味です。イソップ物語のきつねとブドウのお話に語源があるようです。
まとめ
どうでしたか、みなさんがそれぞれの果物に持つイメージと表現は合致していましたか?国によってその果物にもつ印象が変わってくるのも面白いところですね。英語だけではなく、色々な言語圏と比較してみるのも楽しいかもしれません。