”What for”と”For what”どちらも「何故?」や「何のために?」という意味のフレーズです。
これらは意味が似ているにも関わらず用法が異なる故に使い方を間違いやすいものでもあります。
今回はそんな二つのフレーズを例とともにご紹介いたします。
”What for~?”
”What”+(do/does/be )+(主語)+(動詞)+(“for”)+?
こちらは”What”と”for”がワンフレーズですが文中では離れます。意味は、「どうして(文章の内容)するの?」というものになります。
(例)
A:”What do you walk for?” 「何のために歩くの。」
B:”Because I want to stay healthy.” 「健康でいるためだよ。」
“For what~?”
“For what”+(do/does/be )+(主語)+(動詞)+?
こちらのフレーズは口語よりの表現の為、フォーマルな場やビジネスで使うのには向きません。
しかし用法は簡単で、同じ意味を持つ”Why”やほかの疑問詞と同様の使い方ができます。
文頭に置き、そこから疑問文を展開するだけです。
(例)
A: “Hi, Rob. For what did you leave that early last night?” 「やあロブ。昨晩は何であんなに早く帰ったの?」
B: “Hey, I had meeting with clients at our place.” 「やあ、私たちのところでお客さんとミーティングがあったんだよ。」
まとめ
今回は似て非なるフレーズ”What for”と”For What”をご紹介いたしました。
特にオーラルコミュニケーションの場においては、咄嗟にこういったわかりにくいフレーズを判断する必要があるので、反復的に学習される事をお勧めいたします。
この記事が皆様の英語力向上につながる事を祈っています。