海外旅行に行った際に、現地の人と会話をすると必ず「出身地はどこですか」と聞かれますよね。
世界中から観光客が来るバケーションエリアへ行くと、話し相手が皆んな現地の人とは限らないので、会話の始めに出身地を確認することが多いです。自分の出身地や相手の出身地についてスムーズに聞けて会話が弾んだらより楽しい海外旅行になると思いませんか。
そこで、今回は出身地を英語で聞く・話す時に役立つ表現をご紹介いたします。
自分の出身地を英語で答える
「I am from 〜」
「I am from 〜」は「出身地は〜です。」の意味です。英語学習始めるときに一番最初に学ぶ定番のフレーズなので、既にご存知の方も多いかと思います。学習の振り返りを兼ねて、例文を見てみましょう。
I am from Tokyo.
私は東京出身です。
He is from Spain.
彼はスペイン出身です。
「I am originally from 〜」
「I am originally from 〜」は「もともとは〜出身です。」の意味になります。出身国と居住国が同じの場合、英語で自己紹介する際にこのフレーズを使うことはないでしょう。「I am originally from 〜」を使う人は出身国と現住国が違います。例えば、アメリカなどの多民族国家には沢山の移民者がいます。そのため、自己紹介をする際に「もともとは○○出身です。」と表現することが多いです。いつ移住したのか、現住国で何をしているのかと話を広げるのが一般的です。
I am originally from Japan and have been in the States for 2 years.
もともとは日本出身で、アメリカに2年間住んでいます。
She is originally from Spain and that is why she speaks Spanish.
彼女はもともとスペイン出身なので、スペイン語も喋れます。
上記2つの表現にWhereを使う疑問文を加えることで相手の出身地を聞くことができます。
Where are you from ?
出身地はどちらですか?
Where are you originally from ?
もともとの出身地はどちらですか。
出身地について詳しく聞く
例えば、「I am from the States.」と言われた際に、アメリカはとても大きい国なので何州出身なのか気になりますよね。
以下の表現を使うことで出身地について掘り下げて聞くことができます。
「What part of 〇〇 are you from ?」
「What part of ○○ are you from ? 」の意味は「○○のどこ出身ですか?」です。この表現は出身地を聞く以外にも、具体的な場所を聞く時にも使えます。
What part of Tokyo are you from ?
東京のどこ出身ですか?
What part of the UK have you been to ?
イギリスのどこに行ったことがありますか?
「Where in 〇〇 ?」
「Where in ○○ ? 」の意味は「○○のどこですか?」です。〇〇に相手の出身地を当てはめることで出身地について詳しく聞くことができます。
Ken : I am from Australia.
ケン:オーストラリア出身です。
Mike : Where in Australia ?
マイク:オーストラリアのどこですか?
まとめ
いかがでしたか。今回は出身地を英語で聞く・話す時に役立つ表現についてご紹介いたしました。日本語でも英語でも自己紹介をする際に、出身地を聞かれる機会が多くありますよね。その際に相手の出身地について詳しく質問することで、相手のことをより知ることができますよね。是非、次に自己紹介する際には今回ご紹介した表現を活用してみてください。