想起学習の効果とは?単語学習に”テスト”を取り入れて、定着率UP!
皆さんは「テスト効果」(想起学習)というものを知っていますか?テストといっても学校で行うようなものではなく、学んだことを「思い出す」ことが学習方法として有効ということです。記憶の定着にはこの想起学習が有効的と言われています。
今回は、英単語の記憶の定着率をグッとアップさせる想起学習についてご紹介します。
グラフはテストの効果を検証するための実験結果で、テストを受けること自体が非常に効果的な学習法であることが明らかになりました
(Karpicke & Roediger, 2008)
たった6秒単語と意味の表示する時間をずらすだけでただ単語と意味を同じ時間並べているよりも記憶の定着度が高められるという研究結果もあります(Barcroft, 2007)
①深く意味を理解する、②繰り返し読む、③重要な箇所に下線を引く、④蛍光ペンでマーキングする、⑤テストする
上記の学習方法を取り入れることで一番外国語の単語を記憶することができたという研究結果もあります(Gates, 1917)
これから単に単語を眺めているよりも、意味を思い出すテストを加えることで定着率は各段に上がることがいえます。
スパトレでは毎回授業の後にその授業で学んだ単語(知らなかったもの)からご自身のレベルに合うものを厳選し記録、次回以降の授業でテストし、定着を促進します。
まとめ
今回は、「想起学習」の概念を基に定着率が上がる単語の学習ステップについてご紹介しました。ご自身でテストを取り入れるのも効果的ですが、スパトレのトレーニングの中でトレーナによるテストも活用していただくことで、よりレベルアップも感じながら学習することが可能です!是非お試しください。
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