長文読解につまずいてしまう3つの原因とは?
長文読解は、大学受験やTOEICなど様々なテストで必ずと言っていいほど出題されますが、苦手意識を持っている方は多いかと思います。
今回の記事では、長文読解につまずいてしまう原因を解説していきます。原因が理解できれば、解決策も明確になります。英文を読むスピードアップを目指しましょう!
長文読解で時間がかかってしまう原因としては
① 単語が難しすぎる
② 文法知識が不足している
③ 日本語に訳しながら読んでいる
の3つが主に考えられます。
① 単語が難しすぎる
長文中に知らない単語が多くあればあるほど内容を捉えるのは難しくなり、読む時間も長くかかってしまいます。文章をだいたい理解するためには、未知語の出現率は95%(20語に1語)が許容範囲とされています。(Lauer, 1989)自分の単語レベルに合った長文を使って学習に取り組みましょう。単語帳(集)を使った学習も並行して行うと、より読解力を伸ばしやすく、おすすめです。
② 文法知識が不足している
文法知識が不足していることも、長文をスムーズに読み進められない原因となる場合があります。特に読む時間を短縮したい場合は、構文を瞬時に捉える力を鍛えていきたいです。レベルによっておすすめできる文法書は異なるため、学習で使用する文法教材についてお悩みの方は是非一度日本人サポートにご相談ください。
③ 日本語に訳しながら読んでいる
頭の中で日本語を介しながら読んでいると、英語と日本語は語順が異なるため返り読みが発生しやすく、読解に余計な時間がかかってしまいます。日本語に訳しながら読む癖を修正し、英文を直読直解できる状態を目指すためには、同じ教材を使ってリスニングとリーディングをすることや、音読やシャドーイングのトレーニングも有効です。スパトレではシャドーイングのレッスンも用意しているので是非ご活用ください。
原因を特定し、課題を克服するトレーニングを実施したうえで、自分のレベルに合った長文で練習を積み重ねるのがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?英語の長文読解に苦手意識を持つ方も多く、「英語の長文問題が読めない」「何度読んでも頭に入ってこない」等の声がよく聞かれます。今回は、長文読解でつまずいてしまう原因を3つご紹介しました。原因が明らかになりましたら、その原因を意識して対策をしていきましょう。
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