皆さんは、「either」や「neither」という単語をご存知でしょうか?あまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、日常英会話では超頻出です。
例えば、買い物に行きたいですか?または映画館に行きたいですか?と質問し、相手が「Either way is fine.」と言ったら、または「Neither.」と言ったらあなたならどうしますか?
今回は、「either」と「neither」についてご紹介いたします。
either
「either」は、「どちらか一方」、または「どちらでも」という意味です。形容詞や名詞、副詞として使うことができます。
<形容詞>
You can buy either laptop. – どちらのパソコンを買ってもいいです。
<名詞>
Either of burgers you can eat. – どちらかのハンバーガーを食べていいですよ。
また、「either of+複数名詞」としなくてもどの名詞を指しているのかが明らかな場合は、「either」だけで用いることもできます。
<接続詞>
「either A or B」の形式で使うと接続詞としても使用することが可能です。
Either you or your sister must clean up this room. – あなたかあなたの妹のどちらかがこの部屋を掃除しなければならない。
「either A or B」のAとBには、名詞と形容詞、動詞、前置詞句、文章を置くことができます。
<副詞(文末に置かれるeither)>
「eirher」を文末に置いた場合、「〜も」という意味となります。
I don’t like beer. Michel doesn’t like it, either. – 私はビールが好きではないし、マイケルもビールが好きではありません。
文末で用いる「too(~も)」は肯定文で使われ、「either」は否定文で使われます。
neither
「neither」は「どちらもない」という意味を持つ否定形です。「not」+「either」=「neither」
また、「not ~ either」で言い換えることが可能です。
I like neither of those. = I do not like either of those. – 私はどちらも好きではありません。
「neither」も「either」と同様に、形容詞・名詞・副詞として使用することができます。
<形容詞>
John: Can you hang out with me on Saturday or Sunday? – 土曜日か日曜日のどちらか私と出かけることはできますか?
Ken: Sorry, neither day won’t be free. – ごめんなさい、どちらも空いていません。
<名詞>
「neither」を名詞として使う場合も「either」同様「neither of+複数名詞」の形で使用します。
Neither of my dogs can run. – 私の犬はどちらも早く走ることができません。
<副詞>
neitherを副詞で用いるときは「neither+助動詞+主語」という語順を用います。
John: I can’t sing this song. – 私はこの歌を歌えません。
Ken: Neither can I. – 私も歌えません。
<単体で使用するneither>
「neither of 複数名詞」としなくても、この名詞が何を指しているのかが明確な場合に限り「neither」のみで用いることができます。
John: Which one do you want to go? – どちらにいきたいですか?
Ken: Neither. – どちらもいきたくないです。
<neither A nor B>
「AとBのどちらでもない」という意味で使用します。「either」と同様に、「neither A or B」のAとBには、名詞と形容詞、動詞、前置詞句、文章を置くことができます。
I can speak neither English nor Japanese. – 私は英語と日本語どちらとも話せない。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「either」と「neither」についてご紹介いたしました。これらは日本語にはない表現であるため慣れるまで使い方に戸惑ってしまうかもしれませんが、海外ドラマや映画などでも超頻出です。これを機会に意識して視聴してみると、より理解が深まるかもしれませんね。