【単語】約93%のコミュニケーションがたった〇〇語で構成されていた!あなたに必要な単語数は?
英語学習者の中には、「自分は単語力がないからまずは単語学習から!」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。日常英会話において、いったいどのくらいの単語数が必要なのでしょうか?
今回は、「単語を覚えるのに苦労している。」「英語が話せるようになりたいけれど何から始めたら良いかわからない。」そんな方に向けて日常英会話に必要な単語数についてご紹介します。
英語母語話者の会話、新聞・雑誌などのテキストを収集し(British National Corpus)、分析した結果頻度の高い1000語で約80%をカバーすることがわかりました。
言語習得においての近道はまずこの1000語をマスターすることです。
頻度の高い3000語が会話を楽しくできる最低限必要な単語量(約93%をカバー(British National Corpus))なので、1000語をマスターしたあとは、3000語の習得をターゲットにしましょう。
会話・小説・映画・新聞を理解するには6000語~9000語程度を知っている必要があるという研究があります(Nation, 2006)。
上級を目指すのであれば更に語彙を増やしていきましょう。
3000語以上の単語は出現頻度が低いのでなかなか身につかず、忘れてしまいがちですし、分野によって必要な単語が大きく変わってくるので3000語をマスターしたあとはご自身が目指す目標に向けて必要な語彙の習得へシフトしていくのが良いと思います。そのためには、分野をしぼったリーディング、リスニングをおすすめします。
1000語を学ぶ上でオススメの単語帳(集)は
速読英単語 入門編【スパトレ対応教材】
3000語を学ぶ上でオススメの単語帳(集)は
データベース3000【スパトレ対応教材】
会話・小説・映画・新聞を理解するための6000語~9000語程度の語彙習得に向けて
基本語の次に取り組むべき単語帳(集)は
DUO 3.0【スパトレ対応教材】
単語の頻度を調べる便利サイト
Compleat Lexical Tutor
ご自身の単語レベルを正確に測定するためのサイト
Vocabulary size test
まとめ
頻度の高い3000語の単語で日常英会話の約9割をカバーできるなんて驚きですよね!3000語まではかなり利用頻度も高い単語が多いため、単語帳(集)を使った”意識的”な学習を行う方が効率的でしょう。3000語は、中学生〜高校生の間に学んだ単語数に相当すると言われています。そう聞くと、意外とゴールは近く感じませんか?日常英会話に自信がない方は、まずはこの3000語を目指して頑張りましょう!!
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