経済分野の英語表現て難しそう、覚えるまで苦労したなどといった方は多いのではないでしょうか。
経済は私たちの暮らしに大きく関わっています。そこで今回は経済ニュースや経済を学ぶ上で抑えておきたい英単語や英語表現を解説付きでご紹介していきます。
経済に関する英語表現①:わたしたちの暮らしの中の経済編
①需要と供給 Supply and Demand
需要と供給が出合うところには市場(market)が形成されます。需要と供給のバランスによって価格(price)が決まります。市場では売り手(seller)と買い手(buyer)による活発な取引が行われます。
需要曲線:Demand curve
供給曲線:Supply curve
均衡価格:Equilibrium price
②デフレとインフレ Deflation and Inflation
インフレーション(inflation)は需要が供給を上回っている状態で起こるとされ、モノの値段が全体的に上がり、お金の価値が下がることをいいます。一方で、デフレーション(deflation)ではモノの値段が全体的に下がり、お金の価値が上がっていく状態を指します。
デフレ・スパイラル:Deflationary spiral
物価下落による企業業績の悪化→賃金が減少→消費の需要の減少となり、さらに物価が下落する悪循環のことを指します。デフレスパイラルによって経済が縮小することを防ぐため、中央銀行は金融緩和政策(easy‐money policy)を実施します。
経済に関する英語表現②:企業活動の中の経済編
①企業活動の基本用語
企業は設備に投資し、モノを生産し、サービスを提供して付加価値(value added)を生み出しています。付加価値が生み出されたことで、企業はそこから従業員に対して給料(salary)を支払い、利益(earinings, profit)を計上しています。
売値:Sales price
変動費:Variable cost
固定費:Fixed cost
純利益:Net profit
限界利益:Marginal profitまたはContribution margin
資産:Assets
負債:liabilities
②ベンチャー企業 Startup
様々な企業の分類のひとつに、ベンチャー企業があります。英語にはベンチャー企業表すものに近しいstartup(スタートアップ)という言葉がありますが、このスタートアップとは、創業したばかりの企業、別の言葉で言い換えると「新興企業」と呼ばれる企業です。短期間で大きな利益を出すことを目的にしているのがスタートアップの大きな特徴です。しかし、日本のベンチャー企業は短期間で大きな利益を出すことを目的としていない企業も多く、そのため必ずしも、startup = ベンチャー企業というわけではないので、使い方には注意が必要な単語です。
まとめ
いかがでしたか。今回は経済ニュースや経済を学ぶ上で抑えておきたい英単語や英語表現をご紹介いたしました。毎日少しづつでもいいので経済に関するニュースを読むことをおススメします。是非、挑戦してみてくださいね。