あなたは、「be going to」と「be supposed to」の違いをそれぞれ自信を持って説明できますか?
これら2つは日本語ではどちらも「~するつもり」と訳されることが一般的ですが、実はニュアンスの違いがありそれぞれ使い分ける必要があります。
今回は、日常英会話でも超頻出の「I was going to」と「I was supposed to」についてご紹介いたします。
I was going to (~するつもりだった)
未来を表す「be going to ~」ですが、これを過去形にすると「was/were going to~」となります。
日本語に訳すと「~するつもりだった」という意味になり、「しようと思ったけれど実際にはしていない」という意味が含まれることになります。
以下、例文を見てみましょう。
I was just going to ask you about it. – 今ちょうどそれについてあなたに聞こうと思っていたところだった。(けれども、実際は聞いていない。)
I was going to go see the new action movie. – その新しいアクション映画を見に行こうとしていた。(けれども、実際は行ってない。)
I was supposed to (〜をするはずだった)
「be supposed to」は、単純に未来を表す「be going to ~」とは異なり、予定や前提がある場合に用いられます。
例文を見てみましょう。
You are supposed to sleep at night. (あなたは夜に眠るべきだ。)
You are supposed to go to school on Monday through Friday.(あなたは月曜日から金曜日まで学校に行くべきものだ。)
この「be supposed to」を過去形にすると、「was/were supposed to~」となります。
日本語に訳すと「~するはずだった」という意味になり、「そうするはずだったけれど実際にはそうしなかった」という意味が含まれることになります。
予定や前提ありかつそれが覆された時に用いられます。
The movie was supposed to be really good. – その映画はとても良いものであるはずだった。(けれども、実際はそうではなかった。)
I was supposed to go to Japan. – 私は日本に行くはずだった。(けれども、実際は行かなかった。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「I was going to」と「I was supposed to」についてご紹介いたしました。
これらは日本語に訳すと大変類似しているように聞こえますが、それぞれニュアンスが大きく異なります。
この機会にニュアンスを理解しておくことで、もう混同することがなくなるかもしれませんね。