英語の学習を始め、多くの日本人が「be動詞」と「一般動詞」の違いについて一度はつまづいたことがあるのではないでしょうか。

日本語にはない用法であるため理解するまで少し時間がかかるかもしれませんが、英語の動詞は「be動詞」と「一般動詞」の2種類しかありません。

実は、思っているより簡単かもしれません。今回は、これら「be動詞」と「一般動詞」についてご紹介いたします。

 

「be動詞」

日本語で言う文末の「です」に該当するのが、この「be動詞」です。つまり、この「be動詞」は、直接的に何かを意味する動きや動作を表すものではなく、文法上の規則に従って登場します。

また、この「be動詞」の種類は、以下のとおり5つしかありません。

be動詞現在形 be動詞過去形 主語
am / is was I / 3人称単数
are were You / 複数

これらの「be動詞」は、文中で単語と単語をつなぐイコールの働きをします。
以下、例文を見てみましょう。

・I am a student.(私は学生です。) I = student

また、「be動詞」は、「主語+be動詞+前置詞+場所を表す名詞」で、
「Aが〜にいます。」「Aが〜にあります。」のように存在を表すことができます。

・I am in Tokyo. (私は東京にいます。)

 

「一般動詞」

一般動詞は、主に直接的に動作・状態を表します。

動作を表す一般動詞の例:

・I buy a cup of coffee.(一杯のコーヒーを買います。)

・I go to school.(学校に行きます。)

・I play the piano. (ピアノを弾きます。)

状態を表す一般動詞の例:

・I have a pen.(ペンを持っています。)

・I love my mother (私の母を愛しています。)

・I like English. (私は英語が好きです。)

 

まとめ

いかがでしたでしようか?今回は、日本語にはない「be動詞」とその他「一般動詞」の用法についてご紹介いたしました。英語の動詞は「be動詞」と「一般動詞」の2種類しかありませんが、それぞれどのようなものなのかを把握していないと混乱してしまいがちです。この機会にこれら「be動詞」と「一般動詞」のポイントをそれぞれ押さえておくと、文の組み立てや仕組みを知る際に便利かもしれませんね。