普段会話をする中で、「〜のせいで」、「〜のため」と訳す際に、“because of”を使用する方が多いと思います。
しかし、“due to”という表現も耳にすることもありますよね。
本日はこの2つにどのような違いがあるのか確認していきたいと思います。
because ofとdue to のそれぞれの意味について
- because of
“because of”は、「〜のせいで」、「〜のため」といった理由を話すために使用されるフレーズです。
- It was such a nice party because of my friends.(友達のおかげで良いパーティーになりました。)
- The event has been canceled because of the typhoon.(台風のせいでイベントはキャンセルになりました。)
- I’m not going to work just because of money.(お金のためだけに働くのではありません。)
- It’s all because of you.(全部あなたのせい。)
日常会話でも、論文などでもよく使われるこのフレーズ。基本的にこのフレーズの後には名詞、動名詞が使われます。
- due to
“due to”も、“because of”と同じく「〜のために」「〜のせいで」というように理由や原因を表す場合のフレーズになります。
“because of”との違いについては、よりかしこまった言い方、公式のメッセージなどに使われる事が多いというところです。
「支払われるべき」などの意味の「due」と「to」が組み合わされて使われている場合もあります。
- He couldn’t play well at the game due to an injury.(彼は怪我のせいでその試合でうまくプレー出来なかった。)
- I missed whole school the last summer due to Covid-19.(コロナウイルスの影響で昨夏学校に行けなかった。)
- The accident was due to the driver’s carelessness.(その事故はドライバーの不注意のせいだった。)
- The sum of $2,000 is due to you.(合計2,000ドルがあなたに支払われることになっています。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。両フレーズに大きな意味の違いはありませんが、「使われる時」が場合によって違うということになります。
上記の2つの言葉を目に、耳にしたらどのような際に使われているのかも気にしてみてると良いかもしれませんね。