あなたなら、「いつも」、「ときどき」を英語でどのように表現しますか?

英語ではこのような頻度表す表現が多くあります。頻度によってそれぞれ表現が異なりますが、あなたはいくつご存知でしょうか。

今回は、頻度を表す英語表現についてご紹介いたします。

 

頻度を表す表現

以下の表は頻度を表す英語表現を、それぞれの頻度をパーセントで表したものです。これは、絶対的な数字ではなくあくまで目安です。

頻度(%) 副詞
100% always
90-80% usually/generally
70-60% often / frequently
50% sometimes
40-30% occasionally
20% rarely
10% seldom / hardly ever
0% never

これら全てを完璧にかつ確実に使えるようになるには少し時間が必要かもしれませんね。

まずは、頻出殿高いものから使えるようになっておきましょう。例えば、「always」、「usually」、「sometimes」、「never」。これらは超頻出の表現ですので是非この機会に覚えておくと便利です。

それでは、以下でそれぞれの表現を詳しく見ていきましょう。

 

always – 100%

「always」は、これらの表現の中で1番頻度が高く、「いつも」という意味です。習慣化されている物事に対して用いることができます。例文を見てみましょう。

I always have breakfast at 7am. – 私はいつも7時に朝食を食べます。

 

usually/generally – 90-80%

usually

「usually」は、「普通は〜する/〜だ」という意味です。「always」よりは低い頻度の場合用いられます。例文を見てみましょう。

I usually study at the library. – 私は普段図書館で勉強をしています。 

 

generally

「generally」は、「一般的に」「だいたい」という意味です。「usually」と同様に用いられる場合が多いです。例文を見てみましょう。

This bus is generally not late. – このバスは通常遅れません。

often / frequently –  70-60%

often

「often」は、「多くの場合」「しばしば」という意味です。50%以上の発生頻度で、たまに起らないことがある物事に対して用いることができます。例文を見てみましょう。

She often goes running in the morning. – 彼女はよく朝にランニングに行きます。

 

frequently

「frequently」は、「often」と同様の頻度を表しますが、よりかしこまった硬い表現になります。

He frequently comes late. – 彼は遅刻が多いです。

sometimes – 50%

「sometimes」は、「時々〜する/〜だ」「時々〜することがある」という意味です。ほぼ50%の発生頻度を指し、頻度は高くないけど低くもない場合に用いられます。

I sometimes watch a movie at the movie theater. – 私はときどき映画館で映画を見ます。

 

occasionally – 40-30%

「occasionally」は、「時折」「たまに」という意味です。「sometimes」よりやや低い発生頻度を表す場合に用いられます。

He occasionally goes to the beach. – 彼はたまに海に行きます。

rarely / seldom / hardly ever – 20%- 10%

これらは「滅多に、ほとんど〜ない」という意味で、ほとんど起こらない、つまり発生頻度がゼロに近いことを指し、否定文では用いられません。

rarely

「rarely」は、これら3つの表現の中では一番高い発生頻度を表します。

She rarely talks about her sister. – 彼女は彼女の姉妹について滅多に話しません。

seldom

「seldom」は、少し硬い表現であるため、口語よりも文語で用いられることが一般的です。

I seldom watch a TV. – 私はほどんどテレビを見ません。 

hardly ever

「hardly ever」は、ほどんど起こることのない、つまり発生頻度はゼロに限りなく近いというニュアンスになります。

I hardly ever cook weekdays. – 私はほとんど平日にご飯を作りません。

 

never – 0%

「never」は、「絶対にない」という意味です。発生頻度はゼロである場合に用いることができます。

I will never stop studying English. – 私は英語の勉強をやめることはありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は頻度を表す英語英語についてご紹介いたしました。初めから全てを使いこなす必要はありませんが、徐々に使える表現が増えていくことで細かいニュアンスも伝えられるようになるかもしれませんね。この機会に是非意識して活用してみてはいかがでしょうか。