あなたは、何もないところでつまずたり、友人だと思って知らない人に声をかけたりなど、恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
友人との会話の中で「この間こんな恥ずかしい思いをしたことがあったよ」と笑い話にして伝えたいとき、あなたなら英語でどんな表現をしますか?
日本語で一口に「恥ずかしい」と言っても、それには様々な種類がありますね。例えば、面目が潰れて「恥ずかしい」、ミスをしてしまって「恥ずかしい」、人と話すのが「恥ずかしい」いわゆる恥ずかしがり屋、など。英語には、この違いを表現するため複数の単語があり、これらをニュアンスによって使い分けることが必要です。
そこで、今回は英語で表現する際の「恥ずかしい」についてご紹介いたします。
Ashame – 不名誉に対しての「恥ずかしい」
「ashame」は、「不名誉・正しくない行動について恥じるべきこと」に対して用いることができます。受け身の形で用いられることが多く、その場合は、「be ashamed」となります。では、例文を見てみましょう。
You should be ashamed of yourself. – 恥を知りなさい。
I’m ashamed that I used to bullied one of my classmate.- 私は、クラスメイトをいじめていたことを恥ずかしく思います。
また、「ashame」は動詞ですが、「shame」という名詞もあります。こちらもよく使われるので、一緒に例文を確認してみましょう。
Shame on you. – 恥を知れ!
There’s no shame in being poor. – 貧乏であることは恥ずかしいことではありません。
Embarrass – ミスをして「恥ずかしい」
「embarrass」 は、人前でミスをしてしまった時など「他人の目線などが気になって恥ずかしい」場合に用いることができます。こちらも、受け身の形で用いられることが多く、その場合は、「be embarrassed」となります。では、例文を見てみましょう。
The mother was embarrassed by her son’s behavior. – 母は息子の行動で恥ずかしい思いをしました。
I am embarrassed that I called my teacher mom. – 私は先生のことを「お母さん」と呼んでしまったことが恥ずかしいです。
Shy – 恥ずかしがり屋
「ashame」や「embarrass」は行動などが原因で恥ずかしい思いをするのに対し、「Shy」は恥ずかしがり屋や人見知りである性格を表現する際に用いることができます。
My son is shy around strangers. – 私の息子は人見知りをします。
He is shy but he actually talks a lot once you get know him well. – 彼は恥ずかしがり屋ですが、一度仲良くなればお喋りです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本語では、これらを「恥ずかしい」と一言に伝えることができますが、英語ではそれぞれのニュアンスに合わせて言葉を使い分けることが必要です。是非この機会に、色々な「恥ずかしい」を伝えることができるようになっておくと、より会話の幅も広がるかもしれませんね。