Can と Be able toにの違いがわかりますか?どちらもできるとという意味で学習されたと思います。しかし、実際ニュアンスの違いや、使い方に違いがあるのか気になることがあるかと思います。
今回は、Can と Be able toの正しい使い分けとニュアンスについてご紹介します。
Can と Be able toの意味の違い
実際のところ、この二つに意味の違いはなく、どちらもできるの意味になります。しかし、実際のカジュアルな英会話で使われるのはCanのことが多く、Be able to はCan より少しフォーマルな印象を与えます。また、Canと Be able to は同様の意味ですが、片方のどちらか一つしか使えない状況があります。
Be able to しか使えない時
Be able toしか使えない場合をご紹介します。それは不定詞(to)の時や助動詞(will/would/should/must)が前にあるときはBe動詞しか使えません。下の例文を見てみましょう。
不定詞の場合
I want to be able to speak English fluently. – 流暢に英語を喋れるようになりたい。
to の後ろは動詞の原型しか使えませんので Be able toしか使えません。
助動詞の場合
I will be able to go shopping with you after studying – 勉強したあと、一緒に買い物に行けます。
不定詞と同様に、助動詞の後ろは動詞の原型しか使えないためBe able to しか使えません。
特別な状況
過去の状況を説明する時、ある特別な状況を何とかして成功できた時は Be able to のみが使用されます。
I was able to get some really good sweaters in the sale. – セールでいいセーターを買えました。
この場合、何とかしてセーターを買えたというニュアンスになります。もしかしたら他の方に取られていたかもしれません。
上記の例文の場合ではBe able toの代わりにCanが使われることがありません。
Can が好まれる時
Can は人の能力を表すできるだけでなく、物や状況の可能性を示す時にも使われます。
また、受動態の時もCanが使われます。
状況の可能性を示す場合
It can be dangerous to cycle in the city. – 街で自転車に乗るのは危険な可能性がある。
この場合、街で自電車を乗ることは危険にもなりうる可能性を示しています。
受動態の場合
Your package can be delivered tomorrow – 明日にはお荷物が配達されます。
まとめ
いかがでしたか?できるだけの意味を伝えたい時には基本的に Can とBe able to の使い分けを気にすることなく使うことができますが、Can とBe able toの前の単語や使用される状況によって使い分けされことが確認できましたでしょうか?ご参考になれば嬉しいです。