多くの人がcuteという単語は日本語の「可愛い」と同じように使われると思っているでしょう。
例えば、可愛い子犬や子猫を見た時、または子供が可愛い仕草をした時には、cuteという単語を使うのにピッタリです。
しかしcuteには「可愛い」以外の意味があることをご存知ですか?
今日は「cute」についてご紹介します。
「可愛い」を意味するcute
皆さんが良くご存知の「小さくて可愛い」というニュアンスの意味で使われます。
使われる対象としては主に子どもや動物、ぬいぐるみや小さくてかわいらしいものなどで、ニュアンスとして子どもっぽく若いイメージがあります。
Your baby is so cute!
あなたの赤ちゃんはとてもかわいい。
Look at that cute little penguin.
あの小さくてかわいいペンギンを見て。
This stuffed toy is so cute.
このぬいぐるみはとてもかわいい。
「賢い」を意味するcute
cuteという単語は元来、cunning「悪賢い」またはclever「賢い」という意味であったことをご存知でしょうか。
実はacute「鋭敏な」という単語を縮めたもので、「賢い」「鋭い」「抜け目がない」という意味もあるのです。
cuteは時々こういった意味で使われることがあり、頭が良いとか知識があるという意味で「賢い」のではなく、
どちらかというと行動や考えが賢く、抜け目がない様子を表します。ですので文脈によっては「ずる賢い」と訳されることも多いです。
That’s a cute idea.
それは賢いアイディアですね。
That was cute of you to get me my favorite cake. So what did you do this time?
私の大好きなケーキを買ってきてくれたなんて、気が利くね。で、今回は何をしたの?
Don’t get cute with me, I know that you are hiding something.
生意気を言うな、隠し事をしているのを知っているんだよ。
※”Don’t get cute with”で「なめるな」「気取るな」「生意気言うな」という意味になります。
「かっこいい」を意味するcute
cuteという言葉はハンサムな男性や美しい女性について話すときにも使うことができます。
この場合、cuteはgood-looking「かっこいい」や hot「セクシーな」という英単語と似ています。
異性として魅力的とも解釈されることもあります。
There are so many cute girls in my class.
クラスには魅力的な女子がいっぱいいる。
I find that girl quite cute. I’m gonna go talk to her.
あの子、魅力的だよね。ちょっと話しかけてくるよ。
Look at that guy! He is so cute.
あの男の人見て!とてもハンサムだわ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
cuteは「可愛い」だけでなく、「賢い(ずる賢い)」や「かっこいい」という意味もあることをご紹介しました。
様々なcuteを使いこなせるとまた一歩英語上級者に近づきますね。今回ご紹介した表現もストックしてみてください。