あなたなら「ずるい!」と英語でどのように表現しますか?言えそうで言えない英語表現のうちの1つではないでしょうか。
「ずるい!」と言っても、状況などによって様々なニュアンスが存在しますよね。英語でも同様です。
今回は「ずるい」の英語表現についてご紹介いたします。
1. cunning
「cunning」をカタカナ読みすると「カンニング」ですが、英語での発音は「カニング」です。
日本語で、「カンニング」というとテストなどでの不正行為を意味しますが、英語ではそうではありません。
この「cunning」は「ずる賢い」「抜け目がない」などと訳され、悪いイメージで使用されます。
・a cunning plan 巧妙な計画
2. cheating
不正行為やインチキをして「ずるい」という時に使用します。日本語で言う「カンニングする」の意味にあたります。また「浮気をする」という意味もあります。
・No cheating ! カニング禁止! ※cunningとしない
・I cannot believe he was cheating on me. 彼が浮気していたなんて信じられない。
3. That’s not fair.
日本語に訳すと「それは不公平だ」という意味ですが、スポーツやゲーム中などに「ズル」をした相手にも使われます。
ちなみに反対語はunfairで、「It’s unfair!」といっても「ずるい、不平等だ」という意味になりますが、口語では「That’s not fair.」を用いるのが一般的です。
4. jealous
「羨ましい」という意味ですが、シチュエーションによっては「いいな〜ずるい」といった意味で使用することもできます。
例えば、お姉ちゃんばかり新しい服を買ってもらって「ずるい!」と言う時に使えます。
・I am so jealous! いいな〜羨ましい!
5. sly
自分勝手で自分の利益のために嘘をつくようなずるい人を「sly」と言います。
陰険でいたずらな意味が強く、陰でこそこそ悪だくみをするような陰湿なイメージです。「cunning」と同様に悪いイメージで使われます。
・ A sly old dog. ずる賢い老犬
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ずるい!」の英語表現についてご紹介しました。シチュエーションに応じて使い分けてみましょう。
友人との会話でもよく使われるこのワード。日常英会話でも超頻出です。是非この機会にマスターしてみてはいかがでしょうか。