「○○がなかなか続かない、そんなあなたに…」。このようなキャッチフレーズを聞いたことがある方は少なくないのではないのでしょうか。
今回は「続く」に関する英語表現について、自動詞と他動詞に分けていくつかご紹介します。
※自動詞:動詞のあとに目的語を必要としない動詞、他動詞:動詞のあとに目的語を必要とする動詞
1.「~が続く」(自動詞)に関する表現
目的語を必要とせず、S(主語) + V(動詞)の形式で何かが続いている状態を表したいとき、continue、last、go onなどの動詞を用いることで表現できます。
以下その例文です。
If this consumer trend continues for months, many companies need to change their strategies.(もしこの消費者動向が何カ月以上も続くならば、多くの企業は戦略を変更する必要がある。)
Happiness lasted for a while after getting married. (結婚後、幸せはしばらく続いた。)
The amendment of law had long lasting impacts on society and culture.(その法律の改正は社会・文化に長期的な影響をもたらした。)
※Lastはingをつけることで形容詞として用いることもできます(現在分詞の形容詞的用法)
Life goes on even after you failed to pass the exam.(たとえ入学試験に失敗したとしても、人生は続いていく。)
Even after having a buffet dinner, he still could come up with what he wanted for deserts such as ice cream, chocolate cake, and the list went on.(ビュッフェ形式の夕食を食べたあとでさえも、彼はアイスクリーム、チョコレートケーキ、アイスクリーム、チョコレートケーキなどまだまだ他にもデザートとして食べたいものを思い浮かべることができた。)
※the list goes onの直訳は「リストは続く」ですが、何か列挙した際に「まだまだ他にもあるけど」といった意味を添える慣用句として用いられます。
2. 「~を続ける」(他動詞)に関する表現
続いて目的語を必要とする他動詞(continue、keep)についても以下の例文でみてみましょう。
Please continue your study to get entered into the university. (その大学に入るために勉強を続けてください。)
Prices continued to rise across many goods. (多くの品目で価格の上昇はは上昇を続けた。)
The government continued warning its people to stay indoors because a typhoon was approaching the country.(台風が近づいていたため、政府は国民に対して室内に留まるよう警告を続けた。)
I had to keep on working until the midnight yesterday since the deadline of my assignment was this morning.(仕事の締め切りが今朝でしたので、昨日は夜遅くまで働き続ける必要がありました。)
Please keep going straight until you see a coffee shop on your left.(喫茶店が左手に見えるまで直進を続けてください。)
※「keep V+ing」及び「keep on V+ing」はどちらも同じ意味で、動名詞を目的語としています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回のコラムでご紹介した表現以外にも、「続く」とその「続ける」を伝える表現はたくさんあります。
ぜひ、私生活や仕事で繰り返し使っていただき、自分の表現としてくださいね!(冒頭の○○に「英語」が思い浮かんだ方、ぜひSPTRと一緒に英語学習を続けてみませんか?)