Web媒体が発達した今日でも、ビジネスやイベントなど、様々な機会で冊子を作ったり手にしたりする機会が意外とありますよね。
冊子というと「パンフレット」と呼ぶことが多いですが、実はこの単語はあまり使われておらず、英語では細かく名前が分かれています。
今回は冊子にちなんだ英単語についてご紹介いたします。
冊子を英語で
日本で主に使われている「pamphlet (パンフレット)」のイメージに近いのは、「brochure」となります。 ただ、日本語で使われているパンフレットはページ数の少ないものから小冊子のようなものまで幅広く使われています。
それに対し、英語の「pamphlet」は使う場面が限られており、 一般的には「brochure」 が用いられています。
Pamphlet
薄い表紙付きの製本されていない小冊子。特定のテーマについての情報を含んでいる。
Brochure
(会社案内・販売促進用の)小冊子。Pamphletに比べて内容量が多い。
Leaflet
2-3枚のページがある主に無料のもので、何かについての宣伝や情報を含む。
Flyer
1枚程度でイベント等や開店の宣伝といった種類の告知が印刷されているもの。日本語のチラシに意味が近い。
例文
上記の単語を使った例文をみていきます。
Pamphlet:
I picked up a pamphlet about the local tourist attractions at the information desk.
私は案内所で地元の観光名所についてのパンフレットを手に取りました。
Brochure:
The company’s brochure provides detailed information about its products and services.
その会社の小冊子には、製品やサービスについての詳細な情報が記載されています。
Leaflet:
They were distributing leaflets promoting the upcoming concert near the train station.
彼らは駅近くで、近日開催されるコンサートの宣伝をするリーフレットを配布していました。
Flyer:
I received a flyer advertising a special sale at the local supermarket in my mailbox.
私はポストにてスーパーマーケットの特別セールを宣伝するチラシを受け取りました。
まとめ
いかがでしたか?これらの単語を適切に使い分けることで、冊子の目的や内容に応じた表現を行うことができます。冊子制作の際に役立ちそうですね。