日本語で「ブラック企業」といえば、過重労働・違法労働・パワハラなど様々な問題を抱える企業を思い浮かべますよね。
実はこの言葉は和製英語で、英語では「Black Company」とは言いません。
今回は、この「ブラック企業」の英語表現についてご紹介いたします。
「ブラック」という言葉
日本語では「ブラックな噂」だとか「ブラックな交際」など、様々な場面で「ブラック」という言葉がマイナスなイメージとして使われているシーンも少なくありません。
しかしこの表現、実は注意が必要です。
英語では「ブラック企業」とは言わず、また「ブラック」=「ネガティブなイメージ」といった概念もありません。
また、人種差別となる「ブラック」という言葉には特に注意が必要です。
それでは、「ブラック企業」は英語で何と表現をされるのでしょうか?
Toxic company
「Toxic」とは日本語で「有毒な」という意味を持ちます。
つまり自分にとって「害を与える会社」という表現の仕方があります。
Dishonest company
「dishonest」とは「honest (正直)」の対義語で「不正直」という意味を持ちます。
会社を判断する基準としてそれぞれ色々あると思いますが、福利厚生や残業時間等、実際入社してみると求人内容と違うというような会社は不正直ですよね。
ですから「不正直な会社」という表現も「ブラック企業」と同じような意味合いを持ちます。
The company treats their workers like slaves.
また、その他の表現として「労働者を奴隷のように扱う会社」のように、文章にして「ブラック企業」を表現することもできます。
まとめ
いかがでしたか?
以上、「ブラック企業」の表現として3つご紹介いたしましたが、文章にして表現ができるように色々な言い回しができそうですね。
「ブラック」という表現には注意が必要であることも合わせて確認したいですね。