舞台を鑑賞する人、ラジオを聴く人、テレビを見る人を日本語で表すと、観客、リスナー、視聴者といった形で、対象によって語句を使い分けています。英語でも同様に、対象によって使用する単語を使い分けます。
今回は、Audince、Listener、Viewerの違い、使い分けについてご紹介します。
Audience
audienceは舞台・劇・映画・コンサートなどを鑑賞するために公共の場に集まった人々を意味します。
Listener・Viewerと異なり、Audienceは集合名詞であるため、単複同形である点に注意が必要です。
例:
The audience of music concert were all excited at his performanec. (音楽のコンサートの観客は皆、彼の演奏に興奮していた。)
The result of recent customer survey implies that the entire audience was not satisfied with the amateur theatrical performances at local town.(最近の顧客調査の結果は、観客全体が地元のアマチェア劇場の出来にあまり満足できていないことを示唆ししている。)
Listener
listenerは動詞のlistenに、~する者・人を意味する接尾辞erが続き、主にラジオの聞き手を意味するほか、”a good listner”というフレーズで、『良き聞き手(傾聴者)』といった使われ方もあります。複数形はlistnersです。
例:
Due to the bad weather, some regular listners could not enjoy the program as they usually do.(悪天候が原因で、何名かの常連ラジオの聞き手はいつもよりプログラムを楽しむことができなかった。)
Please try first to be a good listner when you really want to understand others.(相手のことを理解したいなら、まず良き聴き手になるよう努めてください。)
Viewer
viewerは、listnerと同じように、動詞のviewに、~する者・人を意味する接尾辞erが続き、主にテレビの視聴者を意味します。SNSなどの閲覧数は、文字通り見た人をカウントするため、viewが統計単位として用いられています。
例:
The number of viewers of a football match between Japan against Korea l was a record-high. (サッカー日韓戦の視聴者数は過去最高を記録した。)
The numver of views on an Instagram post is hugely affected by time you post.(インスタグラム投稿の閲覧数は、投稿時間に大きく影響される。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はAudince、Listener、Viewerの違い、使い分けについて紹介いたしました。
上記のような例の使い分けを機会があれば使用してみてください!