「到着する」を表す英語表現は、日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも用いる機会がありますよね。

今回は、arrive、reach、get toこれら3つの表現の使い分けについてご紹介します。

“Arrive”の使い方について

「到着する」と聞いて、まずarriveを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。目的地に到着することを表す最も基本的な表現です。自動詞のため、目的地を表す名詞を続ける場合、前置詞atもしくはinが必要です。この際、前置詞toは使われない点に留意が必要です。

 

例文:

I arrived at airpot earlier than expexted.(想定より早く空港に到着しました。)

She arrived in Tokyo with her family.(彼女は家族とともに東京に到着しました。)

 

“Reach”の使い方について

Reachは、arriveと比較し、到着する過程で多少の困難があったことを示唆するといったニュアンスの違いがあります。また、他動詞であるため、reachの後に、前置詞は不要であり名詞をそのまま続けます。

 

例文:

You will reach the station in 10 minutes. (10分以内に駅に到着します。)

We may have reached a point where we will not be able to find any coping strategies against climate changes.(私たちは気候変動問題に対処する方法をみつることができないところまで来てしまったのかもしれない。)

 

“get to”の使い方について

get to はこの中で最もカジュアルな表現で前置詞toの後に目的地を表す単語を続けます。また、到着するといった意味のほか、get to の後に動詞を続ける形で、「~をすることに成功する」、「~に着手する」といったように別の意味もあり、ネイティブ同士の英会話で頻繁に用いられます。get thereといった形で副詞を続ける表現もあり、「到着する、成功する、達成する」といった意味をもちます。

 

例文:

Children have to get to school. (子供は学校に行く必要があります。)

It is vital that humaniitarian aids get to those who are in need of support. (支援を必要している人々に人道支援を届けることが不可欠です。)

We got to find out the way that works. (何とかうまくいく方法を見つけることができた。)

She figured out how to get there.(彼女はそこに到着する方法を考え出した。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?arrive、reach、get toそれぞれニュアンスが変わるほか、用いる前置詞も異なります。

今回の記事を参考に、ぜひ意識して使い分けてみてください。