「ワンワン」「コケコッコー」などの動物の鳴き声。実は、世界各国の言語で動物の鳴き声の表現方法は異なります。
今日は色々な動物の鳴き声の英語表現についてご紹介します。
身近な動物の鳴き声
・犬 「ワンワン」➡ bowwow(バウワウ)
犬は鳴き方によっていろいろな表現方法があり、「キャンキャン」は“yelp”(イェルプ)、「クンクン」は“whine”(ワイン)と言います。
また、威嚇をする時のような鳴き声として、「ウー」は“woof”(ウッフ)、「ガルル」→“growl”(グラウル)と表されます。
・猫「ニャーニャー」➡ meow(ミャオ)、mew(ミュー)
mew(ミュー)は、ウミネコ、カモメの鳴き声の表現としても使用されています。
「ゴロゴロ」と喉を鳴らす音は “purr”(パー)と表現し、エンジンなどが「ブルブル」鳴る音も同じ表現をします。
・小鳥「ピヨピヨ」➡ cheep(チープ)
「チュンチュン」は”chirpまたはchirrup”(チャープ)、「チーチー」とさえずる鳴き声は、“chirp”(チャープ)と表現します。
・ハト「ポッポ」➡ coo(クー)
・カラス「カーカー」➡ caw(カウ)
しわがれた「ガーガー」という鳴き声は”croak”(クロォク)と表現します。
・カッコウ「カッコウ」➡ cuckoo(クークー)
カッコウは、名前も鳴き声も日本語では「カッコウ」です。一方、英語でも名前と鳴き声が同じ「cuckoo」です。
発音の違いはありますが、どちらも、鳴き声が名前の由来になっていることが面白いですね。
・カエル「ケロケロ」➡ croak(クロォク)
カラスのしわがれた鳴き声と同じ表現方法です。”ribbit”(リビット)という表現もあります。
・ねずみ「チューチュー」➡ squeak(スクイーク)
ねずみの鳴き声は、ものが軋む、人の甲高い声の「キーキー」や靴が「キュッキュッ」と鳴る時の擬音表現にも使われています。
牧場にいる動物の鳴き声
・牛「モー」➡ moo(ムー)
・豚「ブー」➡ oink(オィンク)
イノシシの鳴き声も同じ表現です。
・羊「メー」➡ baa(バー)またはbleat(ブリート)
ヤギの鳴き声も同じ表現です。
・馬「ヒヒーン」➡ whinny(ウィニー)
馬のいななく声でも、大きく「ヒヒーン!」と鳴く時は”neigh”(ネェーイ)と表現します。
馬のひづめの音の「パカパカ」の英語表現は、“clip-clop”(クリップ クロップ)です。
・ロバ「オキー」➡ hee-haw(ヒーホ)
日本語には典型的な擬音語はありませんが、ロバの“hee-haw”(ヒーホ)は英語ではおなじみです。
人がバカ笑いする時にも使われます。
・ニワトリ「コケコッコー」➡ cock-a-doodle-doo(クックドゥドゥルドゥ)
ニワトリのなかでも雄鶏の鳴き声です。雌鶏の「コッコ」という鳴き声は“cluck”(クラック)と表現します。
ひよこの「ピヨピヨ」という鳴き声は“cheep”(チープ)です。
・アヒル「ガー」➡ quack(クワク)
動物園にいる動物の鳴き声
・サル「キーキー」➡ screech(スクリーチ)
ものが軋む音、人の甲高い声を表す時にも使われます。
「ウホウホ」という鳴き声は”ooh-ooh ah-ah”(ウゥウ、アッア)と表現します。
・ゴリラ「ウッホウッホ」➡ ooh ooh(ウッウ)
・ライオン「ガオー」➡ roar(ロァ)またはgrowl(グローウ)
roarは機械や強風の「ゴォー」という擬音の表現にも使われています。低い声で「グルルル」と鳴く時は“grrrrr”(グー)です。トラの鳴き声も同じ表現をします。
・フクロウ「ホー」➡ hoot(ホー)またはtwit twoo(ツイートトゥー)
hootは、車のクラクションや船の汽笛の音の表現にも使われています。
・ヘビ「シュー」➡ hiss(ヒス)
猫が「フー」と威嚇する時や、蒸気が「シュー」と上がる時の擬音表現としても使われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
言語によって動物の鳴き声のは大分違いますね。
違いと共に、英語の動物の鳴き声の表現を楽しんで学んでいただけましたでしょうか?
楽しんで学習するのは上達のカギです。是非、ご自身の興味がある内容、方法で英語学習に取り組んでみてくださいね。