「although」と「though」。スペルも発音もよく似ているこれら2つですが、みなさんはこれらの違いをご存じですか?
今回は混合してしまいがちなこれら2つについてご紹介いたします。
「although」
品詞:接続詞
意味:〜だけれども、〜ではあるけれども、しかし、でもなど、対立する状況を表して「…という事実にもかかわらず」
一般的には文頭に置かれることが多く、文語としてフォーマルなシーンで用いられることが多いです。
(文頭)
Although I studied very hard, I was not able to pass the examination.
一生懸命勉強したけれども、試験に合格できませんでした。
Although I like Mr. Brown, I don’t like math.
ブラウン先生は好きだけれども、数学は嫌いです。
「though」
品詞:接続詞、副詞
意味:〜だけれども、〜にもかかわらず
文頭、文中、文末に置かれ、「but(でも)」に近い意味を持ちます。カジュアルなシーンで用いられることが多いです。
(文頭)
Though she is a young, she has a deep knowledge of psychology.
彼女は若いけど、心理学の知識がとても豊富です。
*文頭のthoughは、副詞の役割を示します。「でも」や「〜けど」と訳し、接続詞butと同じような役割を示します。
(文中)
I often playing soccer with friends, though I’m not very good at it.
私は、よく友達とサッカーをするけど、上手ではないです。
(文末)
He is famous in our school. I have never talked to him before, though.
彼は学校で有名です。私は今まで話したことないけど。
*「・・・だけどね。」のようなニュアンスをくっつけるときに、”though”は非常によく使われます。
* また「though」の代わりに”even though”(〜であるけれど、〜にもかかわらず)も使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。スペルも発音もよく似ている「although」と「though」についてご紹介いたしました。
これらを使いこなすことでより表現の幅が広がります。是非この機会にマスターしてみてはいかがでしょうか。