各国の入国規制が緩和されてくるにつれて海外旅行、留学、駐在を考えている方も少なくないのではないでしょうか。
空港での入国カード記載時には滞在先を英語で書く必要があったり、海外に長期滞在する場合は日本に住んでいる家族に手紙を出したりなど英語で住所を書く機会は多く存在します。
そこで今回は、英語での住所の書き方をご紹介いたします。
日本語の住所とは順序が逆?
まずは、日本語と英語の住所の書き方の違いを確認してみましょう。
日本語:〒101-0047 東京都千代田区内神田1-4-10 ATS大手町ビル5F
英語:ATS-Otemachi Building 5F, 1-4-10 Kanda, Chiyoda-ku, Tokyo, 101-0047, Japan
ご覧の通り、日本語の住所は国→都道府県→エリア→市町村→所番地→建物の順です。
英語で書く場合は、建物→所番地→市町村→エリア→都道府県→国の順となります。
郵便局マークは使えない?
郵便マーク(〒)は日本特有のもの。海外では理解してもらえないので注意が必要です。
郵便番号のことを「Zip Code」と言い、都道府県の後に記載します。
市町村はどう記入する?
Chiyoyoda- ku と記載しましたが、「区」以外に Chiyoyoda Ward のように記載可能です。
市町村も同様です。
例)八王子市=Hachiouji City = Hachiouji-shi
例)岡本町=Okamoto-cho= Okamoto Town
例)北山村=Kitayama Town= Kitayama-mura
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、分かりそうで分からない英語での住所を書き方をご紹介いたしました。
日本語と英語の住所の書き方では、順序の違いがポイントです。なかなか慣れるまでは混乱してしまいがちですが、是非この機会に改めて確認してみてはいかがでしょうか。