インターネットの普及により、海外から商品の取り寄せ購入などが身近になりました。しかし、海外のオンラインショップで注文をする際に一番厄介なのが英語で住所を書くことです。いざ英語で住所を書くとなると、書き方がわからず戸惑ったご経験はないでしょうか?
そこで、今回は英語で住所の書き方や注意点についてご紹介したいと思います。
英語表記の場合の並び順
日本語で住所を書く際はこのように 郵便番号 → 都道府県 → 市区町村 → 地域名 → 〇丁目〇番地〇号 → 建物の名前・部屋番号と大きい地域区分から小さい区分となります。しかし英語で住所を書く場合には逆となります。
つまり、英語で住所を記載する場合は 建物の名前・部屋番号 → 〇丁目〇番〇号→ 地域名 →市区町村 → 都道府県 → 郵便番号→国名となります。
下記にいくつかの住所を日本語と英語で表記しました!
日本語表記
例 : 国会議事堂
〒100-0014 東京都千代田区永田町一丁目
英語表記
1 Chome, Nagatacho, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-0014, Japan
日本語表記
例 : 東京ディズニーランド
〒279-0031 千葉県浦安市舞浜1−1
英語表記
1-1, Maihama, Urayasu Shi, Chiba, 279-0031, Japan
例文のように、番地・地域名・市区町村・都道府県 の順番に並んでいることがお分かりいただけたかと思います。
”,” は区切りを意味しますので忘れずにつけましょう。
このように、日本語と並び順が反対となる小さい地域区分>大きい地域区分の書き方をすることが英語の住所の大きな特徴です。
そのことをまずは念頭に起きましょう。
県・市・区・町の英語表記
上記の例を確認した時にお気づきになられたかもしれませんが、県 (Prefecture) は一般的に省略します。
東京都 – Tokyo to
神奈川県 – Kanagawa ken
しかし、市や区などは表記されることが多いです。しかし、ルールではありませんので絶対に記載しなければいけないことはありません。
千代田区 – Chiyoda – City (Ku)
横浜市 – Yokohama – City (Shi)
日本語表記
例 : 六本木ヒルズ
〒106-6108 東京都港区六本木6-10-1
英語表記
6-10-1 Roppongi, Minato City, Tokyo 106-6108
建物名や部屋番号、階の表記方法
建物の階数を表す際にはは、〇F(Floorの省略)と書きます。また、地下を表記する場合は 〇B (Basementの略)となります。
部屋番号には # をつけます 。
例 : 東京ミッドタウンレジデンス 305号室
#305 Tokyo Midtown Residences
のように表記されます。また、日本語でマンションを英語訳にするとApartmentになります。
Mansion は豪邸のような屋敷の意味になりますのでご注意ください。
まとめ
英語で住所を書く際に最も重要なポイントは順番が逆になることです。今後、英語で住所を書く際には、まずこのポイントを確実に覚えておくことで、スムーズに表現できると思います。
あらかじめ自分の家の住所を英語で覚えおくと便利かもれません!