日常会話の中で「実はね、、」と話を切り出すこと、ありますよね。
言いにくいことを話し出す時や、本音を打ち明ける時などに使えるフレーズです。
英語の場合、「実は、、」を表現するためのフレーズがいくつかありますが、ニュアンスが異なるためそれぞれ使い分ける必要があります。
今回は4つの「実は、、、」をご紹介します。
◆Actually
もっともよく使われる「実は、、、」が「Actually」です。
「現実の」「実際の」という意味の「Actual」の形容詞です。
断りづらい時、言い出しづらい事を伝える時など、相手の期待を裏切る回答をする際、言葉を緩和させるために使います。
ポジティブにもネガティブにも使えます。
例)
A: Are you coming to the party tonight? (今夜のパーティ来る?)
B: Actually, I have another plan…(実は先約があって…)
◆The thing is… / The truth is…
直訳すると「そのことは~」/「真実は~」という意味で日本語的にはあいまいですが、
英語では「言いたいことは~」「要は~」のようなニュアンスで使います。
例)
The thing is, I need to be at the airport by 10AM.(実は、空港に10時までにいなければいけないんだ。)
◆In fact
「Fact」は「事実」という意味なので、「実際は、、、」といった使い方をします。
事柄とは違う内容や否定的な事柄を説明したい時、話し手に確信がある内容を話す時に使います。
そのため、自分の意見を強く主張したい時には、「in fact」は有効です。
例)
In fact, he is going to be our new general manager.(実は、彼が私たちの新しい上司になります。)
◆To be honest
「Honest」は「誠実」「実直」等の意味があるので、「正直に言うと、、、」というフレーズになります。
自分の気持ちを正直に伝えたい!という時にはこの表現がぴったりです。
気まずいことや言いづらいことを打ち明ける際に使われることが多いため、
良いニュースを伝える際にはベストな表現ではありません。
※「Honestly speaking」などの表現もあります。
例)
To be honest, i don’t think he is suitable for this job. (正直に言うと、彼はこの仕事に向いていないと思う。)
まとめ
いかがでしたか?
同じ「実は、、、」でも色々フレーズがありましたね。
しっかりと使い分けをして、適切な表現ができるように練習してみてくださいね!