日常会話でよく使われる「No way」。日本語では「まさか」と訳されることが多いですが、他にもたくさんの使われ方をしています。今回はシチュエーションごとにその意味の違いや使い方をご紹介します。

①「まじ?」「すごい」「信じられない」

相手が言ったことなどにとても驚いたときや、感動したときに使われます。

A: My dad got me a new car for my birthday.
(パパが誕生日に新車を買ってくれたの)
B: No way. Your dad is too generous.
(嘘でしょ?あなたのパパ優しすぎ)

A: He popped the question, finally.
(ついに彼にプロポーズされた)
B: No way! Congratulations! I’m happy for you.
(すごい!おめでとう!よかったね)

②「ありえない」「そんなわけない」「論外だ」

相手が言ったことに対して否定したいときに使います。

A: Hey. Is it true that you are dating Tom?
(ねえ、トムと付き合ってるって本当?)
B: What? No way! I’ve never even talked to him.
(え?まさか!彼とは話したこともないよ)

A: Hey mom, can I go to the park with John?
(ママ、ジョンと公園に行ってきてもいい?)
B: No way. You have lots of work to do, don’t you?
(ダメに決まってるでしょう。やらなきゃいけないことがたくさんあるんじゃないの?)

①と②は比較的カジュアルな表現ですので、目上の人やビジネスシーンでの使用には気を付けましょう。

③「~なはずがない」「~はありえない」

*There is no way ~
「No way」単体ではありませんが、こちらもよく使われる表現です。

There is no way !
(そんなわけない!)
There is no way I can pass the test. I haven’t prepared enough for this.
(試験に受かるはずがない 十分な準備ができなかったから)
There is no way to talk about your child.
(自分の子供のことをそんな風に言うもんじゃない)

まとめ

いかがでしたでしょうか。こうした表現を覚えることで相手が言ったことに対しての返答のバリエーションが広がりますし、よりネイティブに近い自然なコミュニケーションを目指すことができます。ぜひこの他のスラングについても覚えてみてください。