友人や家族、恋人との間で頻繁に話題になる「食」。
日本語で「食べ物」「料理」「食事」「ごはん」など、類似した意味合いで複数の言い方が存在します。
実は英語でも同様に複数の言い方があるのをご存知でしょうか。
「food」、「dish」、「meal」、「cuisine」などがあり、ニュアンスに応じてそれぞれ使い分ける必要があります。
今回はこれらについてご紹介いたします。
「food」
「食べ物」を表現する際に最も用いられる代表的な単語です。
飴玉も、林檎も、レストランで注文したラーメンも食べる物なら全て「food」のカテゴリに入ります。
基本的には複数の食べ物を指していても「I ate a lot of food.」のように単数系で表現することが多いようです。
しかし例外的に「It’s used in foods such as nut butters and sugar-free desserts.」のように複数の食べ物のカテゴリを指す際に複数形で使用されることもあります。
「dish」
「dish」には大きく2つの意味があります。
1.物理的な食器としての「皿」
2.概念的に「調理された一品」という意味で「料理一品」
「My all-time favorite dish is her gorgonzola cream sauce with farfalle.」のように使用されます。
例えばレストランで注文したパスタ等、「お皿に乗った一品の料理」とイメージすると分かりやすいかもしれません。
「meal」
「meal」は上記2つとは少し異なり、食べ物そのものというよりも「食事する行動・機会」に焦点が置かれています。
「 You are going to get three meals a day 」のように朝食、昼食、夕食を全て表現する際に使用されます。
つまり1回の「meal」の中に複数の「dish」がある場合も多々あるでしょう。
「cuisine」
「cuisine」の使用頻度は上記3つと比較してさほど高くはありません。
一般的には異なる料理の様式を指す場合に「Japanese cuisine」や「Italian cuisine」等の形で用いられます。
しかし多くの場合「Japanese food」や「Italian food」などのように「food」で代用できてしまうため、これが当該単語の発生頻度位の低さに関連しているのかも知れません。
「cuisine」が使用される場合は、「Our concept of Middle Eastern food in the area is often shorthand for Lebanese cuisine.」のように特定の調理技法やスタイルに焦点が置かれている場合が多いようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
世界には様々な食文化があります。是非あなたも今回ご紹介した内容を用いてインターナショナルに「食」について話をしてみませんか?