椅子に座って本を読む女性

私たちは日本語で「それ」、「あれ」を自然に使い分けています。普段何気なく使い分けている「それ」、「あれ」は英語ではどのように表現するのでしょうか?

英語では it や that が「それ」、「あれ」に値する表現ですが、どのように使い分ければ自然なニュアンスになるでしょうか?
どちらも中学生の英語で習うくらいの超基本単語ですが、れっきとした違いがあります。

今回はit もthatの違いについてご紹介します!

 

IT の特徴

・人や物を言い換えるときに使う代名詞の1つ
例:I like to go to hiking. It mekes me happy.(ハイキングが好きです。幸せな気持ちになります。)

・物事に対し、一般的に述べる際に使用する
例:I like taking a walk after lunch. I think it is a good custom to stay healthy.(ランチ後、散歩するのが好きです。健康的でいるために良い習慣だと思います。)

・文脈における特定のものを指す
例:How was your trip?(旅行どうだった?) /  It was fun!! (楽しかったよ。※it は旅行を指す)

天候・時間・温度・季節・明るさ・距離など、抽象的なものを指す時に使う
例:How far is it here to the station?(ここから駅まではどれくらい距離がある?)

言葉の繰り返しを避けるために使う
例:I like cooking. It makes my life more joyful. (私は料理が好きです。生活をより楽しいものにしてくれます。)

 

THATの特徴

・形容詞のthatは「あれ」という意味を持ち、関係代名詞としても使われる
例:That building was build in 1999.(あの建物は1999年に建設されました。)

・物事に対し、具体的に述べる際に使用する
例:My father gave me a lot of oppotinuties. That means my life will be more meaningful.(父はたくさんの機会を与えてくれました。それは私の人生がより有意義にしてくれるでしょう。)

・文脈全体を指す
例:That plan is a great idea.(その計画はすごくいいね。)

 

まとめ

いかがでしたか?

日本語の「これ」や「それ」を私たちが感覚的に使い分けているのと同じで、itとthatの違いにも微妙な部分が多いことがわかります。間違えて使うと意味が大きく変わってしまうこともあるため、使い方には注意したいですね。

海外ドラマや外国人との会話など、実英語を通してニュアンスを掴んでいくと自然な使い分けが出来るようになります。

是非、スパトレを通して英語の実践を繰り返しやってみてください!