日本語で体の一部を使った慣用句、みなさんはどれくらい思いつきますか?

「一目置く」「鼻が利く」「頬がゆるむ」等…色々ありますね。

英語でも、たくさんあります。

今回は体の一部を使った英語の慣用句をご紹介いたします。

体の一部を使った英語の慣用句

■I’m all ears

文字通りだと耳だらけ、となりますが、とても話を聞きたがっているという意味です。

少しかたい表現ではありますが、「興味津々でとてもよく聞いている」状態を表現することができます。

 

apple of one’s eye

こちらは洋楽の歌詞にもでてくるのですが、~にとってとても愛しい人(ペット)という意味になります。

You are apple of my eye. と子どもに言ったりもします。「君はとても愛しい人だよ」というニュアンスです。

 

two-faced

こちらは日本語と同じ言葉があるのでもうお気付きの方もいるのではないでしょうか。

I doubt about it because she is two-faced.

「彼女は二面性があるからそれについては少し疑っているわ。」という表現になります。

 

in over one’s head.

Please let me know if you feel you are in over your head.

「あなたの手に負えなくなったらいつでもおしえてね。」と使えます。

 

That went straight over my head.

これは、むかしのお笑い芸人の歌にあったような表現です。

頭を通り抜けていく、「右の耳から入って左の耳へ抜けていく」、と言った表現で、「全く頭に入らなかった」となります。

 

cold-hearted

こちらもなんとなく直訳でもう分かりますね。「冷たいハートの」つまり「冷たい人」という意味になります。

She is cold-hearted.で「彼女は冷たい人ね。」となります。

 

full-hearted

同じくHEATを使い、こちらは「心を込める」という意味になります。

I sent the letter to you with full-hearted. で「あなたに心を込めて手紙を送りました。」となります。

素敵な表現ですね。

 

break a leg

こちらは日本語に直訳すると少し不吉な言い回しですが、実際は「頑張って」の様な励ましの言葉です。

Good Luckと同じように使えます。

On the day of exam, I told my son to break a leg. 「試験の日に息子に頑張れと伝えた」となります。

 

pain in the neck

そのまま読むと首の痛み?となるのですが、こちらは「うんざり」と言う表現です。

She was pain in the neck. だと、「彼女にはうんざりだったよ。」となります。

sweet tooth

これはとっても可愛い慣用句です。直訳すると「甘い歯」となりますが、「甘党」という意味です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。読んで友達や子供とクイズしたり、単語のつながりから意味を想像するだけでも面白いですよね。

細かい感情のニュアンスなどを伝えたいときにとっても便利です。是非この機会に確認してみてはいかがでしょうか。