日本語では、擬音語や擬態語が頻繁に用いられますよね。

例えば、「しくしく」泣く、「ぷんぷん」怒るなど、私達日本人にとってははこれらオノマトペ(“Onomatopoeia”) はとても馴染みの深いものではないでしょうか。

実は英語にも日本語とは違う形でオノマトペは存在します。

今回は、英語のオノマトペ(“Onomatopoeia”) を発音とともにいくつかご紹介いたします。

 

乗り物にまつわるオノマトペ

“vroom(ヴルーム)/Burr(バー)”:エンジンの音

“zoom(ズーム)”:飛行機/車の音

“squeal(スクウィール)/Skrrt(スクー)”:ブレーキの音

(*共に急なブレーキでタイヤが擦れるようなイメージです。二つ目は近年広まった俗語です。)

“clickety-clack(クリケティクラック):電車の揺れる音

“choo-choo(チューチュー)”:汽車の煙の音

“tinkle-tinkle(ティンクルティンクル)”:自転車の音

“beep-beep(ビービープ)”:クラクションの音

(*「ビープビープ」よりも「ビービープ」の方が発音が近いです。)

 

天気にまつわるオノマトペ

“swish(スウィシュ)/rustle(ラスル)/murmur(マーマァ)”:風の吹く音

(*”swish”は「素早く動く」という意味の動詞としても使えます。)

“drip(ドリップ)/swash(スワシュ)/trickle(トゥリクル)/splash(スプラシュ)”:水の音

(*”drip”は「ポタポタ落ちる」”swash”は「バシャバシャ動く」”tickle”は「チョロっと流れる」という意味の動詞でそれぞれ使うことができます。)

 

声にまつわるオノマトペ

“puff”:はあはあという息切れの声

“bowwow(バウワウ)/arf(オーフ)”:犬の鳴き声

“meow(ミャオウ) / mew(ミュウ)”:猫の鳴き声

“moo(ムー)”:牛の鳴き声

“oink”:豚の鳴き声

“ribbit”:カエルの鳴き声

“cock-a-doodle-doo(カカドゥドゥルドゥ)”:ニワトリの鳴き声

“coo(クー)”:鳩の鳴き声

“chirp(チャープ)”:小鳥の鳴き声

 

様子を表すオノマトペ

“blab(ブラ)/blabber(ブラバー)”:ペラペラ

“fluffy(フラッフィ)”:フワフワ

“flutter(フラッター)”:ヒラヒラ

”itch(イッチ)/tickle(ティクル)”:ムズムズ

(*”itchy(イッチー)”で痒いという形容詞になります。)

“snaggy(スナギー)”:ボサボサ

“sticky(スティッキー)”:ベタベタ

(*”stick to~”で「〜に固執する」という意味の動詞になります。)

“dizzy(ディジー)”:フラフラ

“mumble(マンブル)”:モゴモゴ

(*「モゴモゴしゃべる」という意味の動詞としても使えます。)

 

まとめ

今回は英語で使われるオノマトペとその発音についてご紹介しました。

英語のオノマトペは日本語のそれと大きく異なり興味深いですよね。今回ご紹介したもの以外にも数多く存在するので、是非この機会に様々なオノマトペに触れてみるのも面白いかもしれません。